2016.07.02

ハンドルバーにまつわる3つのサイズ

スペシャライズドのハンドルバーはライダーに合わせて多様なサイズを展開中。そんなハンドルバーを選ぶ際に重要な3つのポイントをご紹介します。

ロードバイクにはフレーム以外にもサイズがあります。その一つがハンドルです。今回はハンドルバーを選ぶ際に重要な3つのポイントをご紹介します。

スペシャライズドのハンドルバーをチェック>

まず重要なポイントである「幅」。

その基準となるのがライダーの肩幅です。
ロードバイクのハンドルバーは切ったり伸ばしたりすることができないため、ライダーに合ったサイズを選ぶ必要があります。

例えば、同じ幅のハンドルバーを肩幅の広いライダーと狭いライダーが使用したらどうなるでしょうか。そのハンドル幅は一方のライダーには丁度良いかもしれません。しかし、もう一方のライダーにとって幅が広い場合は肩や腕が開いた状態で力が入り、狭い場合は腕を内側にし身体を縮めた状態になり、どちらもバランスが悪くて乗りにくく、疲れの原因になります。

スペシャライズドではカーボン製とアルミ製で、肩幅の狭い女性にも対応する360mmから440mmまでのハンドルバーをご用意しています。一般的なサイズ展開は380mm〜420mmなので、スペシャライズドならより自分に合ったハンドルバーをお選びいただけます。

次に「リーチ」。

リーチとははブラケットと呼ばれるブレーキと変速レバーが一体化した部分から、ハンドルの横に伸びているバーの位置までの距離を指します。

つまり上ハンドルの奥行きです。リーチが長いと直進安定性が良くなり、短いとハンドリングがクイックになります。腕の長さ、手の大きさに加えライダーの柔軟性に合わせてサイズを選びましょう。サイズはノーマルリーチ、ショートリーチの2種類があります。

リーチが長すぎると走行時の変化に対応する余裕がなくコントロールしづらくなります。
乗車ポジションはそのままにグリップ位置だけ近くしたいという方にはショートリーチがオススメです。また、前傾姿勢をとるために握るハンドル下のカーブしている部分、下ハンドルを握ったときにも近い位置をキープできます。
長さはノーマルで75〜80mm、ショートで65mmがあります。

最後に「ドロップ」。

ドロップとはハンドル上部から下ハンドルまでの深さを表します。

ドロップが深ければ深いほど、よりアグレッシブな前傾姿勢となるため、ライダーの柔軟性が必要となります。
また、ブラケットから下ハンドルまでの手を移動させる距離も長くなります。標準にして125mm程度、深いディープと呼ばれるものでは140mmあります。

ロードバイクをこれから始めようという方にはディープではなく標準のものがオススメです。

スペシャライズドの女性用ロードバイクは女性専用設計。全世界から集めた身体計測データを基に女性の骨格を考慮し、フレームに合ったサイズのハンドルバーが標準装備されているので安心です。

これからロードバイクを選ぶ方、すでにお持ちの方も、ハンドルバーのサイズがご自身に合っているか確認してみてはいかがでしょうか。ぜひ、スペシャライズド正規取り扱い店、もしくはスペシャライズド公式オンラインストアでお買い求めください。

ハンドルバーをチェック>

ハンドルバーのサイズ選びだけではなく、バイクとライダーのフィッティングをお考えの方はBody Geometry Fitがおすすめです。

Body Geometry Fitとは?>

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