2016.11.10

スペシャライズド・レーシング・ジャパン 平林安里 レースレポート CJ-1石川・富士見

スペシャライズド・レーシング・ジャパン平林安里選手より届いたレースレポートをご紹介します。

スペシャライズド・レーシング・ジャパン 平林安里 レースレポート

大会名:CJ-1白山一里野温泉 

開催日:10月9日 天候:曇り コースコンディション:ウェット

カテゴリー:エリート リザルト:DNF

使用機材:

バイク:S-WORKS EPIC WC

タイヤ(フロント):SPECIALIZED FAST TRAK CONTROL 29×2.0

タイヤ(リヤ):SPECIALIZED S-WORKS STORM(旧製品)

ヘルメット:S-WORKS EVADE マットレッド/ブラック

シューズ:S-WORKS 6 XC MTB SHOE レッド/ブラック

ジャージ:SL PRO JERSEY SHORT SLEEVE レッド/ブラック チーム

パンツ:SL PRO BIB SHORT レッド/ブラック チーム

グローブ:XC LITE GLOVE レッド/ブラック チーム

サングラス:オークリー レーダーEV レンズ:プリズムトレイル

ジンギスカップの翌週、石川県一里野温泉スキー場でCJ-1レースが行われた。過去の結果でも相性の良いコースだったので、自分自身とても楽しみにしていた。しかしレースウィークに入った月曜日の夜から発熱し、喉の痛み、咳と胆がひどくなり通院することになった。金曜日になり、やっと低い負荷でバイクに乗り始めた。

レース前日

週末の天気予報は雨。土曜日会場に着くとすでにポツポツと雨が降り始めていた。弱っている身体を雨で冷やしたくなかったので、小雨の合間に短い試走を行った。

レース当日

レース前日夜中から土砂降りの雨。朝になっても咳込むと止まらず出走を取り止めようかとも思ったが、普段なかなか使う事の無いウェットタイヤの使い方と走り方を感じたかったので、行けるところまで走る事を決めた。

タイヤはウェット用。なかなか使うことは無いが、今回のコンディションには適している。

雨も止み始め、13時30分にレースが始まった。

高い負荷をかけると咳がでるので、パワーを抑えた走行となった。

2周目終盤に草とチェーンがフレームに絡まり外れず、その時点でリタイヤを決めた。全くレースに加わる事ができず残念だった。

次戦は翌週にある富士見大会。万全の体調とはいかないかもしれないが、出来るだけのことをして富士見で戦いたいと思う。

悪天候の中、今回も多くのご声援ありがとうございました!

大会名:CJ-1富士見パノラマ 

開催日:10月16日 天候:晴れ コースコンディション:ドライ

カテゴリー:エリート リザルト:3位

使用機材:

バイク:S-WORKS EPIC WC

タイヤ:SPECIALIZED FAST TRAK CONTROL 29×2.0

ヘルメット:S-WORKS EVADE マットレッド/ブラック

シューズ:S-WORKS 6 XC MTB SHOE レッド/ブラック

ジャージ:SL PRO JERSEY SHORT SLEEVE レッド/ブラック チーム

パンツ:SL PRO BIB SHORT レッド/ブラック チーム

グローブ:XC LITE GLOVE レッド/ブラック チーム

サングラス:オークリー レーダーEV レンズ:プリズムトレイル

一里野のレースから1週間、咳は少しずつ良くなってきたが、自分の体調と相談しながら基礎体力を維持する内容のトレーニングに重点を置いた。金曜日に負荷の強い練習を行い、咳は出たが悪化する感じはなかったので、富士見のレースで出走できる手応えを感じた。

レース前日

土曜日に会場に入りし、スポーツアロマ・コンディショニング 軽部先生のアロマオイルマッサージを受け、体を整えて頂いた。身体の状態は風邪とジンギスカップの落車でボロボロの様子だったが、アロママッサージを受けてとても楽になった。試走は無理せず4周回ラインを確認しながらゆっくりと走った。

レース当日

マッサージのおかげで、朝から体調も良好で『完走できそうだ』という自信が出てきた。アップは体に負担をかけ過ぎないようになるべくダッシュを抑えながら30分間いつもより軽い負荷でペダルを回し続けた。

次戦の下関までかなり時間があるので、風邪のぶり返しを気にせず全力で走り切きる事を目標にしてスタートラインに立った。

スタートではクリートキャッチをしくじって少し出遅れたが、すぐに挽回してトップでレースを進めた。しばらくして3位に順位を落とすも、ペースを維持して3位集団で1周目を終え2周目に入った。体はまだ高負荷に順応しておらず、鈍く反応が悪かったが、一定のペースは持続出来たので、無理なアタックは避けて走り続けた。迎えた3周目。体の鈍さが抜けてきたのでペースを上げ、集団から抜け出し2番手を走る前田選手に追いつく事ができた。

4周目は思い切って下りでアタックをかけてみた。芝生の左コーナーで大きくアウトに膨らんだ前田選手をインから攻め、追い抜いたが、登りに入ると抜き返されてしまった。

5周目、後方から恩田選手が猛追して来ているのが見えた。今のペースだと6周目に追いつかれると感じたので全力でペースを上げた。6周目、脚も1周目のように鈍くなってきた。前田選手にも徐々に差を付けられ、恩田選手との差は縮まっていた。しかし、コース中盤の芝の長い登りまで耐え抜けば2番手争いに入れると感じていたので、全開で走り続けた。なんとか恩田選手から逃げ、3番手で中盤の登りを通過して下りに入ることができた。下りは自信を持って攻め、前田選手との差を少し縮める事に成功。前田選手から7秒差、3位でゴールとなった。

今回の富士見大会は、体調もまだ完璧では無く完走についても確信がなかったが、表彰台に立つ事ができて嬉しかった。最終戦の下関まで時間があるので、万全に体調を整えて挑みたいと思う。

いつも多くのご声援をいただきまして、ありがとうございます!

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