長野県池田町にある公認MTBトレイルを走った Vol.1

2018/01/18

長野県池田町にある公認MTBトレイルを走った Vol.1

コウジくんと学んだ、公認MTBトレイルの作り方 vol.1。長野県池田町にある公認MTBトレイルを走った話と冬場の機材、Deflect グローブについて。

長野県池田町の公認MTBトレイル

いっしょに走りたいトレイルがあるからって、コウジくんに連れ出された。行き先は、長野県の池田町。ハーブで有名な町というか、わりと村だ。この池田町にある、パブリックな(公認の)マウンテンバイク・トレイルを走ろうというのだ。

池田町に公認トレイルがあるとの話は聞いていた。なんだかひとつの尾根からいくつかトレイルが出ていて、特にいわゆる『シークレット』や『グレー』と言われる、未公認というわけでもないそうだと。

どうやってパブリックにしたのか気になっていた。『ガイジンの人』が先導力になっているとも聞いた。長野県・白馬のMTB文化も、岩岳のコース再オープンも、外国の方々が原動力になったのは事実だから、今どきの日本もそういうもんかと思う。

で、コウジくんが会わせてくれたのは、その外国の人、まさにその人だった。ランドル・ミドルブルック。カナダ人で、いまはこの長野県北安積野郡池田町に住んで、付近の中学校でのネイティブな英語の先生をやっている。

彼がここ、池田町でトレイルを作り始めたのは13年前から。その前にいた大町市でもトレイルを作って走っていた。

里山の山あいに8ルート、合計32km。

まずはこの池田町観光協会公認MTBトレイルの走り具合をお伝えする前に、ここで守らなければならないひとつのルールをお伝えしよう。「ノー・シャトル・アップ」、クルマでのバイクの担ぎ上げは禁止、である。

そもそもマウンテンバイクというものは自力で上ってこそありがたく下りを楽しむものであって、とかヒッピーなことをいう気はないが、つまりはそういうことだ。老婆心ながら付け加えると、シャトルアップ、バイクをクルマで担ぎ上げをすると、1日にコースを走る(特に下り)本数が増え、コースのダメージが増える。つまりメンテナンスの量と負担が格段に増えてしまうのだ。だから禁止だ。

そしてルールNo2.は、ルールNo.1を守れ、である。俺たちはマウンテンバイカーだ。書くまでもないことだが、わかるね。

今あるのは、 「池田サーキット」 「クリフハンガー」「トレーニングルーム」といった名称のトレイルが全部で10本。きちんと整備されているルートが8本の総距離32km。里山を上ったり下ったりできるトレイルだ。

まあこれがよくできている。なんと言うか、「ここをこう走ってみたい!」という乗り手の気持ちが、少しずつトレイルになったという感じだ。景色も地形も含めて乗ればわかる。ああ、ここをこう乗りたかったんだな、って。

ルートのつなぎが微妙でも、心の目で見れば、あって欲しいところにMTBの看板が見える。 最悪スマホあるし里山だし、なんとかなるという意味ではなんとかなる。怪我にだけは気をつけて。

気をつけるというのが常に大切で、ここはMTB公認であって専用トレイルではない。ゲレンデではなく公道だ。この公道だという認識が、公認トレイルとして成り立つ基盤でもあるのだが、だから歩く人がコーナーの先にいたりする。そういった意味で、 走るときには気の使い方が大切だ。

気を使うだけの大きな理由がある。 このトレイルを実現させたライダー、ランドルがトレイルを作る目的。「次の世代、僕の息子へ受け継いで行けるマウンテンバイクの文化を作りたいんだ」。だからこそこの里山では、まずシャトルアップは禁止なのだ。わかるね?

ーーーーーーVol.02「 ランドル・ミドルブルック、トレイルづくりへ2度目の挑戦」に続く。

さて、今回のトリップでは、コウジくんがいいものを貸してくれた。Deflect グローブだ。

わりと薄手というか、決して分厚くないグローブなのだが、これが効く。一番の特徴は防風と透湿のソフトシェルということで、これが一番の性能ということなのだ。

DEFLECT GLOVEをチェックする>

寒いときに問題なのは、走っているときではなく止まったとき。走って暖まった指先がホカホカになって、さて休憩というときにこのホカホカがグローブの中で水分に戻る。するとそれが冷えるのだ。

透湿性、蒸気をやわらかく透して内側を乾かして、風を防げばだいたい暖かい。そういう考えのグローブで、もし寒ければこの下にインナーグローブをできそうなぐらいのフィットだ。もちろん指先はスマホ対応。反応が悪ければ指先ナメて湿らすといい。

このバンドのない、きつくなく緩すぎない手首の入れ部がまたよくできていて、入れやすいし引っ張れば脱げるし、袖口は上にジャケットを着るから寒くないし、スラッとしてるからジャケットの邪魔もしないしいいことづくめだ。ほんとよくできてる。

ちょっと寒いかな、って日はわりと使っているのだが、走ると風がぜんぜん冷たくないというのはいい感じだ。暑くなったらとりあえずとればいい。そしたら中の湿気も抜けて、快適なままだ。写真にはないが、小指横にはリフレクターが付いてて、夜道路を走るときにも、よくわかってる感じがする。 このDeflect グローブはそのままお買い上げして、1ヶ月ほど使い続けているが、当初からの印象には変わりない。

DEFLECT GLOVEをチェックする>

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【筆者紹介】:中村浩一郎
46才、マウンテンバイク歴25年の物書き。 すべてがいい感じのDeflect グローブだが、ひとつだけ注意点。洗濯してはいけないことだ。目立つ蛍光イエローは若干汚れやすく、これは表面にぬるま湯を軽くかけ、石鹸で軽くこすって落とす。ジャブジャブはなしだ。機材というものはそういうもの、これはグローブというより冬ライドの機材である。腰に貼り付け式カイロを貼っておくのも結構効くよ。

関連記事:
教えてSBCU先生!FALLアパレルの「DEFLECT」シリーズについて聞いてみた!(2017年11月8日)
ニーガードについて、世界一熱く語ろう(2017年12月27日)

2018/01/18

長野県池田町にある公認MTBトレイルを走った Vol.1

コウジくんと学んだ、公認MTBトレイルの作り方 vol.1。長野県池田町にある公認MTBトレイルを走った話と冬場の機材、Deflect グローブについて。

長野県池田町にある公認MTBトレイルを走った Vol.1

長野県池田町の公認MTBトレイル

いっしょに走りたいトレイルがあるからって、コウジくんに連れ出された。行き先は、長野県の池田町。ハーブで有名な町というか、わりと村だ。この池田町にある、パブリックな(公認の)マウンテンバイク・トレイルを走ろうというのだ。

池田町に公認トレイルがあるとの話は聞いていた。なんだかひとつの尾根からいくつかトレイルが出ていて、特にいわゆる『シークレット』や『グレー』と言われる、未公認というわけでもないそうだと。

どうやってパブリックにしたのか気になっていた。『ガイジンの人』が先導力になっているとも聞いた。長野県・白馬のMTB文化も、岩岳のコース再オープンも、外国の方々が原動力になったのは事実だから、今どきの日本もそういうもんかと思う。

で、コウジくんが会わせてくれたのは、その外国の人、まさにその人だった。ランドル・ミドルブルック。カナダ人で、いまはこの長野県北安積野郡池田町に住んで、付近の中学校でのネイティブな英語の先生をやっている。

彼がここ、池田町でトレイルを作り始めたのは13年前から。その前にいた大町市でもトレイルを作って走っていた。

里山の山あいに8ルート、合計32km。

まずはこの池田町観光協会公認MTBトレイルの走り具合をお伝えする前に、ここで守らなければならないひとつのルールをお伝えしよう。「ノー・シャトル・アップ」、クルマでのバイクの担ぎ上げは禁止、である。

そもそもマウンテンバイクというものは自力で上ってこそありがたく下りを楽しむものであって、とかヒッピーなことをいう気はないが、つまりはそういうことだ。老婆心ながら付け加えると、シャトルアップ、バイクをクルマで担ぎ上げをすると、1日にコースを走る(特に下り)本数が増え、コースのダメージが増える。つまりメンテナンスの量と負担が格段に増えてしまうのだ。だから禁止だ。

そしてルールNo2.は、ルールNo.1を守れ、である。俺たちはマウンテンバイカーだ。書くまでもないことだが、わかるね。

今あるのは、 「池田サーキット」 「クリフハンガー」「トレーニングルーム」といった名称のトレイルが全部で10本。きちんと整備されているルートが8本の総距離32km。里山を上ったり下ったりできるトレイルだ。

まあこれがよくできている。なんと言うか、「ここをこう走ってみたい!」という乗り手の気持ちが、少しずつトレイルになったという感じだ。景色も地形も含めて乗ればわかる。ああ、ここをこう乗りたかったんだな、って。

ルートのつなぎが微妙でも、心の目で見れば、あって欲しいところにMTBの看板が見える。 最悪スマホあるし里山だし、なんとかなるという意味ではなんとかなる。怪我にだけは気をつけて。

気をつけるというのが常に大切で、ここはMTB公認であって専用トレイルではない。ゲレンデではなく公道だ。この公道だという認識が、公認トレイルとして成り立つ基盤でもあるのだが、だから歩く人がコーナーの先にいたりする。そういった意味で、 走るときには気の使い方が大切だ。

気を使うだけの大きな理由がある。 このトレイルを実現させたライダー、ランドルがトレイルを作る目的。「次の世代、僕の息子へ受け継いで行けるマウンテンバイクの文化を作りたいんだ」。だからこそこの里山では、まずシャトルアップは禁止なのだ。わかるね?

ーーーーーーVol.02「 ランドル・ミドルブルック、トレイルづくりへ2度目の挑戦」に続く。

さて、今回のトリップでは、コウジくんがいいものを貸してくれた。Deflect グローブだ。

わりと薄手というか、決して分厚くないグローブなのだが、これが効く。一番の特徴は防風と透湿のソフトシェルということで、これが一番の性能ということなのだ。

DEFLECT GLOVEをチェックする>

寒いときに問題なのは、走っているときではなく止まったとき。走って暖まった指先がホカホカになって、さて休憩というときにこのホカホカがグローブの中で水分に戻る。するとそれが冷えるのだ。

透湿性、蒸気をやわらかく透して内側を乾かして、風を防げばだいたい暖かい。そういう考えのグローブで、もし寒ければこの下にインナーグローブをできそうなぐらいのフィットだ。もちろん指先はスマホ対応。反応が悪ければ指先ナメて湿らすといい。

このバンドのない、きつくなく緩すぎない手首の入れ部がまたよくできていて、入れやすいし引っ張れば脱げるし、袖口は上にジャケットを着るから寒くないし、スラッとしてるからジャケットの邪魔もしないしいいことづくめだ。ほんとよくできてる。

ちょっと寒いかな、って日はわりと使っているのだが、走ると風がぜんぜん冷たくないというのはいい感じだ。暑くなったらとりあえずとればいい。そしたら中の湿気も抜けて、快適なままだ。写真にはないが、小指横にはリフレクターが付いてて、夜道路を走るときにも、よくわかってる感じがする。 このDeflect グローブはそのままお買い上げして、1ヶ月ほど使い続けているが、当初からの印象には変わりない。

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【筆者紹介】:中村浩一郎
46才、マウンテンバイク歴25年の物書き。 すべてがいい感じのDeflect グローブだが、ひとつだけ注意点。洗濯してはいけないことだ。目立つ蛍光イエローは若干汚れやすく、これは表面にぬるま湯を軽くかけ、石鹸で軽くこすって落とす。ジャブジャブはなしだ。機材というものはそういうもの、これはグローブというより冬ライドの機材である。腰に貼り付け式カイロを貼っておくのも結構効くよ。

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