長野県池田町にある公認MTBトレイルを走ったVol.2 在日カナダ人のトレイルづくり、負けられない2度目の挑戦

2018/01/26

長野県池田町にある公認MTBトレイルを走ったVol.2 在日カナダ人のトレイルづくり、負けられない2度目の挑戦

コウジくんと学んだ、公認トレイルの作り方 Vol.2。公認トレイルを実現したランドル・ミドルブルックの失敗できないトレイルづくりへの2度目の挑戦について。

ランドル・ミドルブルック、トレイルづくりへ2度目の挑戦
このトレイル群を作るのに尽力した『ガイジン』、カナダ人のランドル・ミドルブルックさん。カナダでは社会と体育の教師をしていたが、日本で働くことにした。最初の赴任地だった大町市は、山に囲まれている地域。

ここでマウンテンバイク乗ったら楽しいかもと思った開拓精神旺盛なカナダ人は、なんとなく埋もれていた道を繋いだり自分で切り開いてトレイルを作って乗った。なかなか走れるようになってきた頃、そのトレイルを地元の方々も歩くようになった。

「長野県池田町にある公認MTBトレイルを走った Vol1.」はこちら>

「こんにちわ、僕、この道作ったんですよ」「そうなんだ、ガイジンさんはすごいね」などと挨拶を交わしながら歩く人も増えてきた。ではトレイル整備もしたいよね、と市が動き始めた結果、めでたくそのトレイルはハイキング専用のトレイルとなった。マウンテンバイク走行禁止。「次はこんな失敗は二度としない」と決めた。

次に住んだ長野県池田町は、里山に囲まれた土地柄だ。今度は慎重にやった。まず「赤線」をたどり始めたのだ。

赤線、というのは地図の上に赤く描かれる道のこと。なんでも国有財産法上の公共財産として管理されている「里道(りどう)」のことのよう。ということで、地図の赤線は公道という解釈。基本誰が走ってもいい。

で、例えば池田町のような自然豊かな地域では、この赤線は仮設舗装だったり林道だったり、なんだかわかんないサトミチだったりして草に埋もれている。ランドルはそこから始めた。尾根を走る林道から、赤線を辿って、まずその道を走れるようにする。

「そうすると、地元の人に感謝されるんだ」と流暢な日本語でランドルは話す。まず埋もれていた道を整備し、懐かしい生活道を取り戻したランドルに、あとガイジンだったこともあって、あなたがやってくれるなら嬉しい、という反応が起きたと。

「そもそもそこには暮らしがあって、人がいて、だからそこには道があった。ただ、それを掘り起こしただけ」

「これはお前か! ここは俺の山だぞ!」
今、トレイルの管理は『池田マウンテンバイククラブ』のメンバーたちの手で行われている。メンバーの多くが40歳代の男性。

まずランドルに興味を持ち、ランドルのスペシャライズドのマウンテンバイクに、メカとして興味を持ってくれた。埋もれた赤線を、そして誰かの土地のヤマミチを、そのマウンテンバイクで乗るためにメンテするという作業自体にも興味を持ってもらえた。

そんなふうにクラブのメンバーは増え、現在、池田のトレイルの管理、造成をクラブのメンバーが行っている。そしてトレイルを造成するときには、メンバーが土地の地権者ときちんと話をする。走るときにはマナーを守る、をもちろん前提に。

「一番最初のきっかけは、マウンテンバイクの教室。近くの公民館でマウンテンバイクの練習会をしていたのは知っていた。だったら教室としてできるかも、と思って提案して、僕に週に1回、4〜5回の教室をやらせてもらえた。最後に、いつも走ってるトレイルを走ってもらったら好評だった。こうなってくると面白くて、もっとトレイルを開拓しようと思って探しはじめた」

「そんなある日『お前がやってるのか! これはおれの山だぞ!』って人が来て。やばいな、と思ってたら『ありがとう、助けてやるよ』って。彼がマウンテンバイクを買ってくれて、その息子も、そして周りの人々も集まって、トレイルのメンテを始めてくれた。それからかな、いろんなことが回り始めたのは」

ーーーーーーVol.03「 池田のトレイルには、未来があるのだ」に続く。

このトリップから今まで、こんな靴を履いている。

そうMTB専用シューズとしてMTBメーカーが世に送る、『平ぺ』ことフラットペダル専用の、そして今シーズン、より軽くなって新登場!

シューズ2FOの軽量モデル、 2FO FLAT 2.0 MTB SHOE だ。


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これはシューズだが、いわゆるシューズではない。なんというか、

「スニーカーと防水ブーツとの真ん中にある」

「マウンテンバイクに乗る上で、大変ありがたい作りの」

「ペダルにがっちりグリップする」

シューズなのだ。

まず、スニーカーとブーツの真ん中、というところだ。形と履き心地としてはスニーカーなのだが、機能としてはだいたいブーツだ。つま先部なんて、ゴムで包まれていて水の入る余地がない。なので朝露とか湿ったところとか、まあわりと気にせずガシガシいける。洗うときも水とブラシで簡単だ。

面白いことに、つま先部がゴムでも、そんなに通気の悪さは感じない。冬だからなのかもしれないが、あるいは内側の素材とか、スニーカーとしての作りとか、そういうことなのかも。

あと、サイズはいつもよりワンサイズ大きめ(42なら43ってこと)から試し履きしたい。しっかりとしたウレタン素材だから、曲がりどころによっては足に当たることもあるので気をつけて。ただサイズが大きめでも履き心地も性能も、そんなに問題ない感じもする。

履いた感じ、硬めのスニーカーのような履き心地だが、このどこでも歩いていける感じはブーツだ。履き始めはすこし硬い感じがするだろうが、全体が温まってくると馴染む。靴屋さんの言い方みたいだが、時間が経つとしなやかっぽくなる。しかし基本として歩く用走るようではない、これは乗る用のシューズだ。ソールの裏のコンパウンドと形状が、ピン系のフラットペダルならだいたいグリップする。四角いケージ系のペダルでも噛むだろう。コンパウンドが、わりと食う。

ペダルには喰うコンパウンドと、わりと厚めのソールのしなやかさで、岩へのグリップはなかなかいい。路面に突き刺すブロックではないので、ダートの押し担ぎでは、考えてやわらかく使いたい。この厚めソールはなかなかいい。担いでるときは重みのショックを吸収するし、なんにせよ振動吸収は体にいいね。 純正ペダルの BOOMSLANG PLATFORM PEDALS を使えば、まさにビンディング感覚に。

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【筆者紹介】中村浩一郎 
46才、マウンテンバイク歴25年の物書き。最近朝の公園お散歩に2FOを履いている。散歩は中年の腰にいい。土の上はもちろん、特に舗装の上を歩くときに、この吸収してくれるソールの優しさが 膝にいい。ソールは薄めが好きな平ぺ派も、ソール自体が喰うのでなりゆきでもペダルはわりとくっついてくるから大丈夫だと思う。そしてなにより軽いのだ。これがいい。一度足を通しぜひわかっていただきたい。

【関連記事】
長野県池田町にある公認MTBトレイルを走った Vol.1(2018年1月18日)
ニーガードについて、世界一熱く語ろう(2018年12月27日)

2018/01/26

長野県池田町にある公認MTBトレイルを走ったVol.2 在日カナダ人のトレイルづくり、負けられない2度目の挑戦

コウジくんと学んだ、公認トレイルの作り方 Vol.2。公認トレイルを実現したランドル・ミドルブルックの失敗できないトレイルづくりへの2度目の挑戦について。

長野県池田町にある公認MTBトレイルを走ったVol.2 在日カナダ人のトレイルづくり、負けられない2度目の挑戦

ランドル・ミドルブルック、トレイルづくりへ2度目の挑戦
このトレイル群を作るのに尽力した『ガイジン』、カナダ人のランドル・ミドルブルックさん。カナダでは社会と体育の教師をしていたが、日本で働くことにした。最初の赴任地だった大町市は、山に囲まれている地域。

ここでマウンテンバイク乗ったら楽しいかもと思った開拓精神旺盛なカナダ人は、なんとなく埋もれていた道を繋いだり自分で切り開いてトレイルを作って乗った。なかなか走れるようになってきた頃、そのトレイルを地元の方々も歩くようになった。

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「こんにちわ、僕、この道作ったんですよ」「そうなんだ、ガイジンさんはすごいね」などと挨拶を交わしながら歩く人も増えてきた。ではトレイル整備もしたいよね、と市が動き始めた結果、めでたくそのトレイルはハイキング専用のトレイルとなった。マウンテンバイク走行禁止。「次はこんな失敗は二度としない」と決めた。

次に住んだ長野県池田町は、里山に囲まれた土地柄だ。今度は慎重にやった。まず「赤線」をたどり始めたのだ。

赤線、というのは地図の上に赤く描かれる道のこと。なんでも国有財産法上の公共財産として管理されている「里道(りどう)」のことのよう。ということで、地図の赤線は公道という解釈。基本誰が走ってもいい。

で、例えば池田町のような自然豊かな地域では、この赤線は仮設舗装だったり林道だったり、なんだかわかんないサトミチだったりして草に埋もれている。ランドルはそこから始めた。尾根を走る林道から、赤線を辿って、まずその道を走れるようにする。

「そうすると、地元の人に感謝されるんだ」と流暢な日本語でランドルは話す。まず埋もれていた道を整備し、懐かしい生活道を取り戻したランドルに、あとガイジンだったこともあって、あなたがやってくれるなら嬉しい、という反応が起きたと。

「そもそもそこには暮らしがあって、人がいて、だからそこには道があった。ただ、それを掘り起こしただけ」

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そんなふうにクラブのメンバーは増え、現在、池田のトレイルの管理、造成をクラブのメンバーが行っている。そしてトレイルを造成するときには、メンバーが土地の地権者ときちんと話をする。走るときにはマナーを守る、をもちろん前提に。

「一番最初のきっかけは、マウンテンバイクの教室。近くの公民館でマウンテンバイクの練習会をしていたのは知っていた。だったら教室としてできるかも、と思って提案して、僕に週に1回、4〜5回の教室をやらせてもらえた。最後に、いつも走ってるトレイルを走ってもらったら好評だった。こうなってくると面白くて、もっとトレイルを開拓しようと思って探しはじめた」

「そんなある日『お前がやってるのか! これはおれの山だぞ!』って人が来て。やばいな、と思ってたら『ありがとう、助けてやるよ』って。彼がマウンテンバイクを買ってくれて、その息子も、そして周りの人々も集まって、トレイルのメンテを始めてくれた。それからかな、いろんなことが回り始めたのは」

ーーーーーーVol.03「 池田のトレイルには、未来があるのだ」に続く。

このトリップから今まで、こんな靴を履いている。

そうMTB専用シューズとしてMTBメーカーが世に送る、『平ぺ』ことフラットペダル専用の、そして今シーズン、より軽くなって新登場!

シューズ2FOの軽量モデル、 2FO FLAT 2.0 MTB SHOE だ。


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これはシューズだが、いわゆるシューズではない。なんというか、

「スニーカーと防水ブーツとの真ん中にある」

「マウンテンバイクに乗る上で、大変ありがたい作りの」

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シューズなのだ。

まず、スニーカーとブーツの真ん中、というところだ。形と履き心地としてはスニーカーなのだが、機能としてはだいたいブーツだ。つま先部なんて、ゴムで包まれていて水の入る余地がない。なので朝露とか湿ったところとか、まあわりと気にせずガシガシいける。洗うときも水とブラシで簡単だ。

面白いことに、つま先部がゴムでも、そんなに通気の悪さは感じない。冬だからなのかもしれないが、あるいは内側の素材とか、スニーカーとしての作りとか、そういうことなのかも。

あと、サイズはいつもよりワンサイズ大きめ(42なら43ってこと)から試し履きしたい。しっかりとしたウレタン素材だから、曲がりどころによっては足に当たることもあるので気をつけて。ただサイズが大きめでも履き心地も性能も、そんなに問題ない感じもする。

履いた感じ、硬めのスニーカーのような履き心地だが、このどこでも歩いていける感じはブーツだ。履き始めはすこし硬い感じがするだろうが、全体が温まってくると馴染む。靴屋さんの言い方みたいだが、時間が経つとしなやかっぽくなる。しかし基本として歩く用走るようではない、これは乗る用のシューズだ。ソールの裏のコンパウンドと形状が、ピン系のフラットペダルならだいたいグリップする。四角いケージ系のペダルでも噛むだろう。コンパウンドが、わりと食う。

ペダルには喰うコンパウンドと、わりと厚めのソールのしなやかさで、岩へのグリップはなかなかいい。路面に突き刺すブロックではないので、ダートの押し担ぎでは、考えてやわらかく使いたい。この厚めソールはなかなかいい。担いでるときは重みのショックを吸収するし、なんにせよ振動吸収は体にいいね。 純正ペダルの BOOMSLANG PLATFORM PEDALS を使えば、まさにビンディング感覚に。

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【筆者紹介】中村浩一郎 
46才、マウンテンバイク歴25年の物書き。最近朝の公園お散歩に2FOを履いている。散歩は中年の腰にいい。土の上はもちろん、特に舗装の上を歩くときに、この吸収してくれるソールの優しさが 膝にいい。ソールは薄めが好きな平ぺ派も、ソール自体が喰うのでなりゆきでもペダルはわりとくっついてくるから大丈夫だと思う。そしてなにより軽いのだ。これがいい。一度足を通しぜひわかっていただきたい。

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