2017.04.12

痛みにさようなら!サドル選びに悩むライダーへ解決方法を伝授

ロードバイクに乗り始めて「お尻が痛い」と感じたことはありませんか?その原因はサドルかもしれません。解決方法をご紹介します。

お尻が痛い!その原因とは

ロードバイクやクロスバイク乗っているとき「お尻が痛い」と感じることはありませんか?もしくはある程度の距離を乗ると痛みが出てくるという方も多いのでは。でも、そもそもなぜ痛みが発生するのでしょうか?

考えられる要因のひとつは、合わないサドルを使用していることです。合わないサドルを使用していると、姿勢が不安定になり力が発揮できません。さらには余分な摩擦や負荷がかかり、痛みが生じます。

痛くならないサドルを選ぶには?

サドルを選ぶ上で重要なのは、骨盤がしっかり安定することです。そのためにはご自身の坐骨(サドルに当たる、おしりの下の骨)の幅を理解し、乗り方に合わせて最適な形状とパッディングを選ぶ必要があります。

坐骨幅は、スペシャライズド正規販売店で簡単に測ることができます。計測は、「アス・オー・メーター」、あるいはスペシャライズドが新しく導入した「デジタル・シットボーン・デバイス(電子式坐骨幅測定器、一部店舗で導入)」というツールで行います。
デジタル・シットボーン・デバイスは、座るだけでライダーの坐骨幅を計測し、適切なサドルを示すものです。ライドの頻度や楽しみ方についての質問に答えると、多くのラインナップからぴったりのサドルを提案してくれます。もちろん、計測から最終的にサドルを決めるまでスタッフがサポートいたしますのでご安心ください。

骨格に合うサドルだけでは解決しない場合はフィッティングを

ただし、適切なサイズのサドルを選んだからといって、全ての問題が解決するとは限りません。例えばサドルの高さや傾き、またサドルの他にバイクとライダーの接点となるハンドルやペダルとのバランスも大切です。

バイクとライダーとの接点を総合的にチェックするのがフィッティングです。スペシャライズドには、どんなレベルのライダーに対しても快適性、パワー、乗りやすさを向上させるBody Geometry FIT(ボディージオメトリー・フィット)があります。これは、バイクをライダーに合わせるメソッドです。骨格だけでなく柔軟性、傷病歴、どのような乗り方をしたいかなど様々な条件を加味して調整を行います。その中でフィッターから適切なサイズやおすすめの製品のアドバイスを受けることができます。もちろんサドルもそのひとつです。

BODY GEOMETRY FITとは>

BODY GEOMETRYサドルの特徴

Body Geometryサドルは、優れた快適性とサポート性を提供しつつ、人間工学に基づきデザインされ、科学的にテストされています。さらに、男性と女性では骨格が違うため、それぞれに適したモデルを展開しています。痛みや痺れの大きな要因となるのは、血流の妨げや神経の圧迫です。これを防ぐためサドル中央にはチャネルと呼ばれる大きな溝を設けています。
基本的に各モデルには2種類、もしくは3種類の幅があります。坐骨がしっかりとのり、骨盤が安定する適切なサイズを選びましょう。またモデルにより選ぶサイズが異なる場合があります。

スペシャライズドのサドルは様々なライディングスタイルに合うよう多数のモデルがありますが、大きく分けるとその形状から2つのグループに分けられます。
座面を横から見た時にフラットなタイプは、骨盤をたてて乗る(サドルに対して骨盤が垂直に近い角度)方におすすめです。女性用のサドルでいえば「Ruby(ルビー)シリーズ」がこれにあたります。一方「Oura(オーラ)シリーズ」などの湾曲タイプは、骨盤を傾けやすく、前傾姿勢をとりやすいのが特徴です。
また、シッティング時にサドル上を前後に頻繁に使う方はフラットタイプ、後方にしっかりと引いた状態で前傾を深くとる方には湾曲タイプが使いやすいでしょう。

BODY GEOMETRY サドルについてより詳しい内容はこちら>
女性用サドルの詳細をチェック>

男女共通モデル「POWER」

これまでのBody Geometryサドルは、男女別の骨格に合わせたモデル展開でしたが、最新のPower(パワー)サドルは、男女共通で使用できるモデルです。非常に好評なPowerの特徴として:
 特徴1 ノーズが短い湾曲タイプなので前傾姿勢がとりやすい
 特徴2 座面後方が広く、骨盤を立てた状態でも安定する
 特徴3 新設計の大きなチャネルは血流量の低下を防ぎ、長時間の深い前傾やエアロポジションが可能

POWERサドルの詳細をチェック>

サドルのサイズやモデルをきちんと選ぶことはもちろん大切ですが、より無理のない快適なライドのためにはBody Geometry FITが欠かせません。乗り続けることで、自転車で使う筋肉が発達してきたり、そもそもの乗り方が変わるなど、ライダーも変化します。定期的にフィッティングを受けるのが理想といえるでしょう。痛みの原因を解消し、素敵なバイクライフを楽しみたいですね。

BODY GEOMETRY FIT 展開店舗をチェック>

関連記事:
教えてSBCU先生!「BODY GEOMETRY」製のサドルって何が違うの?(2017年1月25日)
教えてSBCU先生!「BODY GEOMETRY FIT」ってそもそも何ですか?(2017年1月11日)
 


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