SEEK & ENJOY: SLOVENIA

2015/11/24

SEEK & ENJOY: SLOVENIA

映画に出てくる、命がけのストーリーだけが、冒険ではありません。「やりたい」「でも、どうすれば」とヤキモキしていないで、最小限の荷物でいける旅もあるのです。

約一ヶ月前、スケジュールに突如変更があったことから、私はとても楽しみにしていたバイクトリップをキャンセルしなければなりませんでした。その代わりに山に行き、バイクにたくさん乗りましたが、それとこれとでは違うのです。冒険をし、自然の中でキャンプをし、見知らぬ道を走ることに対しての切望が、心の中に引っかかっていました。

数週間が過ぎても、私はまだどこにも行っていませんでした。あらゆる未達成の旅をイライラしながら計画し始めたのです。例えば一ヶ月間、アンナプルナまたは日本へ行く計画、とか。しかしこのどちらも、私の中で最もワイルドな夢にはなり得ませんでした。キャンセルとなった旅を埋め合わせに、今まで行ってきた旅と比べても、明らかに突出するものになるはずの、素晴らしく壮大な旅を計画しました。しかしもちろん、何も起こりませんでした。

アイデアで頭がいっぱいなときに、大きな夢を抱くのは簡単です。しかし難しいのは、そのような夢が時として、いかに得がたいかを理解することなのです。私は何かをやるといつも言いながら、結局何もしない人々の一人になってしまい、それが嫌でした。計画のし過ぎや、夢の見過ぎにより、冒険への欲望を複雑にさせてしまっていたのです。

幸いにも、私を現実へと引き戻してくれたのは、数名の友だちと一泊する、シンプルなバイクトリップに出かけてみては、という提案でした。それは壮大とすら呼べるものではありませんでした。しかし大変でもなかったので、私たちは予備の計画すら必要なかったのです。おまけに天気も良いときた…しかし結果としてこれこそ、私の望んでいたものだったのです!この旅は、物事をシンプルかつ現実的に留め、似た者同士の友だちとリラックスし、楽しむことを思い起こさせてくれるものだったのです。

私たちの計画は、そう呼べるものがあったとしたら、リュブリャナから約50km離れた美しい河原までライドすることでした。この旅すべてを提案したドーメンは、以前そこに行ったことがあり、私たちと共に一泊旅行をしてくれる地元ライダーを知っていました。そのライドで少しでも苦労するために、私たちは知らない道をできるだけ多く通ることにしました。何とか走れるものや、2014年に起きたひょうによる大被害で破壊されたもの、さらには行き止まりとなっているものもありました。それでも、オーバーヒートした車の列が徐々に海辺へと向かうように、ゆったりと、この美しくも辺ぴな道を独占したのです。

遂に旅ができると興奮しながら、私は荷物をまとめ、やがて私のバイクはあらゆる不要なアイテムで満載となっていました。寝袋とタープさえあればまったく大丈夫なはずなのに、たんすの奥に眠っていた極小サイズの斧が、自分も旅に連れて行け、と私に呼びかけたのです。実際にそれを使うことがあったか、と言えば、そんなはずはありません。しかし、一泊旅行にこのようなものを持っていく私のおかしさのおかげで、みんなは爆笑しました。Awolはそれに課された仕事を完璧に遂行し、45Cの幅太タイヤ「Borough」は、過剰な荷物による不要な重量にも、地形の変化にも余裕で対応してくれました。

AWOLをチェック > 

BOROUGH をチェック>

私たちはその日中、多くの美しい砂利道を走り、周辺の景色を探索しました。ペースはお互いに近況報告をすることのできる、ゆっくりなものでした。私たちの焦点のほとんどが、ドーメンに当てられました。彼はポートランドのFilmed By Bikeフェスティバルで手伝いをしていたアメリカから戻って来たばかりなのです。彼が私たちに滞在話を聞かせ、私たちが彼の不在中の出来事を彼に伝えているうちに、時間はあっという間に過ぎて行きました。目的地は、あらゆる種類の飛び込み台が周辺の木に設置された、泳ぐのに素晴らしい場所であることがわかりました。私たちはくつろぎ、泳ぎ、食事をし、今後の計画を話し合いました。当初は4人を予定しましたが、結局3人で一晩キャンプをしました。私たちはローカルライダーたちのもてなしを楽しみ、彼らのおかしな話に笑いました。結局のところ、この旅はとても素晴らしい週末の過ごし方となったのです。

この小旅行で私には考える時間が豊富にあり、何度も浮かび上がってくる一つの考えがありました。私はいつも素晴らしい冒険や壮大な達成についての話を読み、そこから刺激を受けて、すごいことをやろうという気になるのですが、それはまた、期待値を上げるものでもあります。

これが大半の場合、自分自身をプッシュする気にさせてくれるので良いのですが、しかし、その期待値が高すぎた場合はどうでしょう? 私は良い冒険の定義と、それを「その他」から突出させる方法について考えました。ヒマラヤ山脈に行くという私の夢が、他の冒険家が登った映画や話から来ているのは間違いありません。しかし、彼らは金銭的にも私よりはるかに優位であり、そのような壮大な計画を実行するには、結局のところ、お金が大事になります。一方、冒険の質は、その危険性や壮大さのみによって評価されるべきではなく、その道中の楽しい時間や思い出も評価の対象となり得るのです。従って、友だちと過ごす一泊のキャンプ旅行がその時点で行えるものであるなら、存分に楽しみましょう!

私がこの話で言いたいのは、最初に私がしたこと、つまり、何が起こるかもわからない人生にヤキモキすることを、あなたはするべきでない、ということです。そうではなく、自然の中で過ごすためにどんな機会でも利用し、身の回りを探索して活発に過ごしましょう。新しい何かがすぐそこで、あなたを待ち構えています。それを探しに出発し、楽しんでください!

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約一ヶ月前、スケジュールに突如変更があったことから、私はとても楽しみにしていたバイクトリップをキャンセルしなければなりませんでした。その代わりに山に行き、バイクにたくさん乗りましたが、それとこれとでは違うのです。冒険をし、自然の中でキャンプをし、見知らぬ道を走ることに対しての切望が、心の中に引っかかっていました。

数週間が過ぎても、私はまだどこにも行っていませんでした。あらゆる未達成の旅をイライラしながら計画し始めたのです。例えば一ヶ月間、アンナプルナまたは日本へ行く計画、とか。しかしこのどちらも、私の中で最もワイルドな夢にはなり得ませんでした。キャンセルとなった旅を埋め合わせに、今まで行ってきた旅と比べても、明らかに突出するものになるはずの、素晴らしく壮大な旅を計画しました。しかしもちろん、何も起こりませんでした。

アイデアで頭がいっぱいなときに、大きな夢を抱くのは簡単です。しかし難しいのは、そのような夢が時として、いかに得がたいかを理解することなのです。私は何かをやるといつも言いながら、結局何もしない人々の一人になってしまい、それが嫌でした。計画のし過ぎや、夢の見過ぎにより、冒険への欲望を複雑にさせてしまっていたのです。

幸いにも、私を現実へと引き戻してくれたのは、数名の友だちと一泊する、シンプルなバイクトリップに出かけてみては、という提案でした。それは壮大とすら呼べるものではありませんでした。しかし大変でもなかったので、私たちは予備の計画すら必要なかったのです。おまけに天気も良いときた…しかし結果としてこれこそ、私の望んでいたものだったのです!この旅は、物事をシンプルかつ現実的に留め、似た者同士の友だちとリラックスし、楽しむことを思い起こさせてくれるものだったのです。

私たちの計画は、そう呼べるものがあったとしたら、リュブリャナから約50km離れた美しい河原までライドすることでした。この旅すべてを提案したドーメンは、以前そこに行ったことがあり、私たちと共に一泊旅行をしてくれる地元ライダーを知っていました。そのライドで少しでも苦労するために、私たちは知らない道をできるだけ多く通ることにしました。何とか走れるものや、2014年に起きたひょうによる大被害で破壊されたもの、さらには行き止まりとなっているものもありました。それでも、オーバーヒートした車の列が徐々に海辺へと向かうように、ゆったりと、この美しくも辺ぴな道を独占したのです。

遂に旅ができると興奮しながら、私は荷物をまとめ、やがて私のバイクはあらゆる不要なアイテムで満載となっていました。寝袋とタープさえあればまったく大丈夫なはずなのに、たんすの奥に眠っていた極小サイズの斧が、自分も旅に連れて行け、と私に呼びかけたのです。実際にそれを使うことがあったか、と言えば、そんなはずはありません。しかし、一泊旅行にこのようなものを持っていく私のおかしさのおかげで、みんなは爆笑しました。Awolはそれに課された仕事を完璧に遂行し、45Cの幅太タイヤ「Borough」は、過剰な荷物による不要な重量にも、地形の変化にも余裕で対応してくれました。

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私たちはその日中、多くの美しい砂利道を走り、周辺の景色を探索しました。ペースはお互いに近況報告をすることのできる、ゆっくりなものでした。私たちの焦点のほとんどが、ドーメンに当てられました。彼はポートランドのFilmed By Bikeフェスティバルで手伝いをしていたアメリカから戻って来たばかりなのです。彼が私たちに滞在話を聞かせ、私たちが彼の不在中の出来事を彼に伝えているうちに、時間はあっという間に過ぎて行きました。目的地は、あらゆる種類の飛び込み台が周辺の木に設置された、泳ぐのに素晴らしい場所であることがわかりました。私たちはくつろぎ、泳ぎ、食事をし、今後の計画を話し合いました。当初は4人を予定しましたが、結局3人で一晩キャンプをしました。私たちはローカルライダーたちのもてなしを楽しみ、彼らのおかしな話に笑いました。結局のところ、この旅はとても素晴らしい週末の過ごし方となったのです。

この小旅行で私には考える時間が豊富にあり、何度も浮かび上がってくる一つの考えがありました。私はいつも素晴らしい冒険や壮大な達成についての話を読み、そこから刺激を受けて、すごいことをやろうという気になるのですが、それはまた、期待値を上げるものでもあります。

これが大半の場合、自分自身をプッシュする気にさせてくれるので良いのですが、しかし、その期待値が高すぎた場合はどうでしょう? 私は良い冒険の定義と、それを「その他」から突出させる方法について考えました。ヒマラヤ山脈に行くという私の夢が、他の冒険家が登った映画や話から来ているのは間違いありません。しかし、彼らは金銭的にも私よりはるかに優位であり、そのような壮大な計画を実行するには、結局のところ、お金が大事になります。一方、冒険の質は、その危険性や壮大さのみによって評価されるべきではなく、その道中の楽しい時間や思い出も評価の対象となり得るのです。従って、友だちと過ごす一泊のキャンプ旅行がその時点で行えるものであるなら、存分に楽しみましょう!

私がこの話で言いたいのは、最初に私がしたこと、つまり、何が起こるかもわからない人生にヤキモキすることを、あなたはするべきでない、ということです。そうではなく、自然の中で過ごすためにどんな機会でも利用し、身の回りを探索して活発に過ごしましょう。新しい何かがすぐそこで、あなたを待ち構えています。それを探しに出発し、楽しんでください!

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