スペシャライズド社員による「ツール・ド・おきなわ」チャレンジ 2019 SBCU先生レースレポート 若者編

2019/12/18

スペシャライズド社員による「ツール・ド・おきなわ」チャレンジ 2019 SBCU先生レースレポート 若者編

初ロードレースで、ツール・ド・おきなわ210kmに参加したSBCU先生の板垣 響。果たして、目標だった完走はできたのか?

不安要素がたくさん
初のロードレースで210kmということもあり、レース当日まで完走できるかがとても不安でした。実はレース前までに1000km乗れた月がなく、1000km乗るというのを1つの練習目標としていたため、練習量が不足していたと感じていました。本番まであと2週間くらいの時から練習時間を確保できるようになったので、500kmほど集中して乗ることができました。しかし、レース前週の火曜日、レースに向けてチェーンを変えようとしたところ、腰に「ピキッ」と痛みが走り、ぎっくり腰に。集中して乗りすぎたせいで、疲労が溜まっていたようです。火曜日からレースの日曜日までほとんど自転車に乗らず、安静にしていました。

金曜日に沖縄へ移動し、前日は私の上司の修平さんと車でコースチェックを行いました。ベテランライダーから落車ポイントやレースの流れを聞けて、レースにとても活かすことが出来ました。レースに向けて食生活を大きく変えたりはせず、食べ過ぎないようにだけ注意。レース前日も特別なことはせず、炭水化物を多めに取ることだけを意識して、美味しく沖縄料理をいただきました。

不安から楽しみへ
レース当日は、4時30分に起床し、朝ご飯を食べて、スタート地点へ移動しました。ロードレースの大集団で走るのは、初経験。スタート前、集団前方に並ぶことができたので後ろを見ると「こんな大勢のライダーと一緒に走るのか・・・」と集団走行がとても心配になりました。

時間になり、287人の選手が一斉にスタート。あっという間にスピードが上がっていき、メーターをふと見ると40kmを越えていました。最初は、周りとの距離を一定に保って、近づきすぎたり、離れすぎたりしないようにコントロールするのに必死でした。しかし、10kmほど走ると慣れていき、「怖さ」というよりも、空気抵抗がなくなり前に引っ張られ、到底ソロでは出せないスピードで巡行できる「楽しさ」の方が勝っていきました。

途中、スペシャライズド・ジャパン社員のコウジさんと並走し、会話を挟んだり、補給食を食べてみたり、集団内は意外と快適に走ることができました。大きな集団落車がなかったことは快適に走れた大きな要因だと思います。

その後、約50km地点で先頭の有力選手達が、「トイレ!」と叫んで、右側に止まったのを見て「あ、これだ!」と思い、すかさず私もトイレを済ませました。210kmのレースともなると、お手洗いにも行きたくなります。私は完走できても、6時間以上かかるのはわかっていたので、絶対にトイレに行きたくなるであろうと思っていました。ツール・ド・おきなわについて書かれたブログも読みあさり、普久川ダムの前に、トイレタイムがあるというのはリサーチ済みでした。トイレタイムも経験出来て、この時点でかなりロードレースを満喫。アドレナリンもあってか完走できるかの不安は吹っ飛び、「ロードレース楽しい!」という感情に変わっていました。

その後、普久川ダムの1回目の登りへ。普久川ダムの1回目の登りで第1集団にはついていけず、第3集団くらいまで後退しました。しかし、「完走」を目標としていたので、無理はせずに、30名ぐらいの集団でなるべく脚を使わないように、2回目の普久川ダムまで走りました。

2回目は、一緒に走っていた集団のペースが上がることはなかったので、頂上まで集団でこなしました。この時、時計を見ると11時。普久川の関門の制限時間は12時までだったので、この時に「完走はできそうだ!」と心に余裕が持てました。その後、宮城へ向かう下り区間で、中切れが起きてしまい、集団が分裂。集団の数も少なくなり10名ほどに。普久川ダムが終わって、安部までの60kmのアップダウンは、集団人数も少なくなったこともあり、果てしなく感じました。

最後の大きな登りの羽地の手前では、貯めておいた脚も悲鳴をあげて、攣りそうでした。誤魔化しながら羽地の登りに入ると、前から「響くん!がんばれ!」という声と共に、コーラを手渡してくれる男性が。

実はレース前日に知り合いから羽地で待っているから、ゼッケンとウェアを教えてくれとメッセージをもらっていて、当日の朝にゼッケンとウェアの写真を送っていました。コーラと応援を受け取って、攣りそうな脚が一気に回復。さらに、サイコンを見ると、「ギリギリ6時間を切れそうだな」とタイムへの欲が出始め、脚が攣りそうになりながらスピードアップ。羽地を登り切り、最後の平坦でも集団で高速巡行して、ゴールしました。6時間切りに成功し、無事に210kmを完走することができました!


順位:114位 タイム:5時間58分

初のロードレースで、レースが始まるまでは不安だらけ。しかし、レースが始まったら、集団走行を楽しむことが出来ました。さらに終わりの見えないアップダウンに心が折れそうになりましたが、無事に完走することができて、大きな達成感を感じました。また、出場してみないと分からない、レース中に体験したことは、とても良い思い出になりました。

レースで使って再実感、Tarmacの良さ
ツール・ド・おきなわのコースは、普久川ダムの2回の登りや細かいアップダウンが続きます。Tarmacの持つ軽さは長い登りで活きて、短い登りではその反応の良さが活きてきました。また、最高時速80km以上にもなるダウンヒルでは、高剛性のフレームだからこそのよじれのない安定した走りとシートチューブ、シートポストが生み出すリアエンドの追従性を改めて感じました。ツール・ド・おきなわで肝になるのが、登りがたくさんある中で、いかに最後まで脚を残しておくかだと思います。最後まで、脚が完全に攣ってしまうことがなかったのは、Tarmacの軽さとその反応の良さが活きていると思います。ツール・ド・おきなわにTarmacを選んで大正解でした。

Tarmac Discについて>
Tarmac Discをオンラインストアでチェックする>
乗って実感!やっぱり“S-Works” Tarmac Discはスゴかった!>


S-Works Tarmac Disc SRAM RED eTAP

レースでの視認性もアップ
今回スペシャライズドのHypr Viz(ハイパービズ)コレクションというアパレルラインを着用してレースに出場しました。Hyper Vizは蛍光の緑をメインカラーとして使用し、動いたときに「自転車に乗っている」と認識しやすい場所に反射素材を採用することで、昼夜問わず視認性を大幅に向上した製品です。コウジさんもこのウェアを着ていて、集団内でどこにいるかが一目瞭然。集団内で、コウジさんと集合し会話しに行くときに役立ちました。昼間、ドライバーがボーっとしてしまっていても、Hyper Vizのこの特殊な色ならパッと目の前に飛び込んできて、ライダーだと認識してくれるでしょう。

Hypr Vizコレクションについて詳しく>


視認性の高いHypr Vizコレクションで完走したスペシャライズド・ジャパンの社員たち。photo: Shinya Enomoto

来年のツール・ド・おきなわは?
完走がやっとだと思っていた中、6時間以内、114位でレースを終えることができて、とても自信につながりましたし、更に上を目指したいという欲も生まれました。しかし、来年はマウンテンバイクのレースにもう少しフォーカスしていこうと思っているので、まだ出場は考えていません。また、修平さんやコウジさんに誘われて、急遽参加が決まりそうですが、そのときはそのときです。(笑)

[使用機材]

バイク:S-Works Tarmac Disc SRAM RED eTAP
ホイール:Roval CLX50
タイヤ:S-Works Turbo RapidAir
サドル:S-Works Power Arc

【筆者紹介】板垣 響(SBCU先生)
ス ペシャライズド・ジャパンでSBCUチームの一員として業務に励みつつ、MTBエンデューロ競技シリーズ「ENS」(エンデューロ・ナショナル・シリー ズ)に参戦する24歳。2019年ツール・ド・おきなわ市民210q初出場で完走、114位。

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スペシャライズド社員による「ツール・ド・おきなわ」チャレンジ 2019 SBCU先生レースレポート 若者編

不安要素がたくさん
初のロードレースで210kmということもあり、レース当日まで完走できるかがとても不安でした。実はレース前までに1000km乗れた月がなく、1000km乗るというのを1つの練習目標としていたため、練習量が不足していたと感じていました。本番まであと2週間くらいの時から練習時間を確保できるようになったので、500kmほど集中して乗ることができました。しかし、レース前週の火曜日、レースに向けてチェーンを変えようとしたところ、腰に「ピキッ」と痛みが走り、ぎっくり腰に。集中して乗りすぎたせいで、疲労が溜まっていたようです。火曜日からレースの日曜日までほとんど自転車に乗らず、安静にしていました。

金曜日に沖縄へ移動し、前日は私の上司の修平さんと車でコースチェックを行いました。ベテランライダーから落車ポイントやレースの流れを聞けて、レースにとても活かすことが出来ました。レースに向けて食生活を大きく変えたりはせず、食べ過ぎないようにだけ注意。レース前日も特別なことはせず、炭水化物を多めに取ることだけを意識して、美味しく沖縄料理をいただきました。

不安から楽しみへ
レース当日は、4時30分に起床し、朝ご飯を食べて、スタート地点へ移動しました。ロードレースの大集団で走るのは、初経験。スタート前、集団前方に並ぶことができたので後ろを見ると「こんな大勢のライダーと一緒に走るのか・・・」と集団走行がとても心配になりました。

時間になり、287人の選手が一斉にスタート。あっという間にスピードが上がっていき、メーターをふと見ると40kmを越えていました。最初は、周りとの距離を一定に保って、近づきすぎたり、離れすぎたりしないようにコントロールするのに必死でした。しかし、10kmほど走ると慣れていき、「怖さ」というよりも、空気抵抗がなくなり前に引っ張られ、到底ソロでは出せないスピードで巡行できる「楽しさ」の方が勝っていきました。

途中、スペシャライズド・ジャパン社員のコウジさんと並走し、会話を挟んだり、補給食を食べてみたり、集団内は意外と快適に走ることができました。大きな集団落車がなかったことは快適に走れた大きな要因だと思います。

その後、約50km地点で先頭の有力選手達が、「トイレ!」と叫んで、右側に止まったのを見て「あ、これだ!」と思い、すかさず私もトイレを済ませました。210kmのレースともなると、お手洗いにも行きたくなります。私は完走できても、6時間以上かかるのはわかっていたので、絶対にトイレに行きたくなるであろうと思っていました。ツール・ド・おきなわについて書かれたブログも読みあさり、普久川ダムの前に、トイレタイムがあるというのはリサーチ済みでした。トイレタイムも経験出来て、この時点でかなりロードレースを満喫。アドレナリンもあってか完走できるかの不安は吹っ飛び、「ロードレース楽しい!」という感情に変わっていました。

その後、普久川ダムの1回目の登りへ。普久川ダムの1回目の登りで第1集団にはついていけず、第3集団くらいまで後退しました。しかし、「完走」を目標としていたので、無理はせずに、30名ぐらいの集団でなるべく脚を使わないように、2回目の普久川ダムまで走りました。

2回目は、一緒に走っていた集団のペースが上がることはなかったので、頂上まで集団でこなしました。この時、時計を見ると11時。普久川の関門の制限時間は12時までだったので、この時に「完走はできそうだ!」と心に余裕が持てました。その後、宮城へ向かう下り区間で、中切れが起きてしまい、集団が分裂。集団の数も少なくなり10名ほどに。普久川ダムが終わって、安部までの60kmのアップダウンは、集団人数も少なくなったこともあり、果てしなく感じました。

最後の大きな登りの羽地の手前では、貯めておいた脚も悲鳴をあげて、攣りそうでした。誤魔化しながら羽地の登りに入ると、前から「響くん!がんばれ!」という声と共に、コーラを手渡してくれる男性が。

実はレース前日に知り合いから羽地で待っているから、ゼッケンとウェアを教えてくれとメッセージをもらっていて、当日の朝にゼッケンとウェアの写真を送っていました。コーラと応援を受け取って、攣りそうな脚が一気に回復。さらに、サイコンを見ると、「ギリギリ6時間を切れそうだな」とタイムへの欲が出始め、脚が攣りそうになりながらスピードアップ。羽地を登り切り、最後の平坦でも集団で高速巡行して、ゴールしました。6時間切りに成功し、無事に210kmを完走することができました!


順位:114位 タイム:5時間58分

初のロードレースで、レースが始まるまでは不安だらけ。しかし、レースが始まったら、集団走行を楽しむことが出来ました。さらに終わりの見えないアップダウンに心が折れそうになりましたが、無事に完走することができて、大きな達成感を感じました。また、出場してみないと分からない、レース中に体験したことは、とても良い思い出になりました。

レースで使って再実感、Tarmacの良さ
ツール・ド・おきなわのコースは、普久川ダムの2回の登りや細かいアップダウンが続きます。Tarmacの持つ軽さは長い登りで活きて、短い登りではその反応の良さが活きてきました。また、最高時速80km以上にもなるダウンヒルでは、高剛性のフレームだからこそのよじれのない安定した走りとシートチューブ、シートポストが生み出すリアエンドの追従性を改めて感じました。ツール・ド・おきなわで肝になるのが、登りがたくさんある中で、いかに最後まで脚を残しておくかだと思います。最後まで、脚が完全に攣ってしまうことがなかったのは、Tarmacの軽さとその反応の良さが活きていると思います。ツール・ド・おきなわにTarmacを選んで大正解でした。

Tarmac Discについて>
Tarmac Discをオンラインストアでチェックする>
乗って実感!やっぱり“S-Works” Tarmac Discはスゴかった!>


S-Works Tarmac Disc SRAM RED eTAP

レースでの視認性もアップ
今回スペシャライズドのHypr Viz(ハイパービズ)コレクションというアパレルラインを着用してレースに出場しました。Hyper Vizは蛍光の緑をメインカラーとして使用し、動いたときに「自転車に乗っている」と認識しやすい場所に反射素材を採用することで、昼夜問わず視認性を大幅に向上した製品です。コウジさんもこのウェアを着ていて、集団内でどこにいるかが一目瞭然。集団内で、コウジさんと集合し会話しに行くときに役立ちました。昼間、ドライバーがボーっとしてしまっていても、Hyper Vizのこの特殊な色ならパッと目の前に飛び込んできて、ライダーだと認識してくれるでしょう。

Hypr Vizコレクションについて詳しく>


視認性の高いHypr Vizコレクションで完走したスペシャライズド・ジャパンの社員たち。photo: Shinya Enomoto

来年のツール・ド・おきなわは?
完走がやっとだと思っていた中、6時間以内、114位でレースを終えることができて、とても自信につながりましたし、更に上を目指したいという欲も生まれました。しかし、来年はマウンテンバイクのレースにもう少しフォーカスしていこうと思っているので、まだ出場は考えていません。また、修平さんやコウジさんに誘われて、急遽参加が決まりそうですが、そのときはそのときです。(笑)

[使用機材]

バイク:S-Works Tarmac Disc SRAM RED eTAP
ホイール:Roval CLX50
タイヤ:S-Works Turbo RapidAir
サドル:S-Works Power Arc

【筆者紹介】板垣 響(SBCU先生)
ス ペシャライズド・ジャパンでSBCUチームの一員として業務に励みつつ、MTBエンデューロ競技シリーズ「ENS」(エンデューロ・ナショナル・シリー ズ)に参戦する24歳。2019年ツール・ド・おきなわ市民210q初出場で完走、114位。

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