竹谷賢二おすすめアルミロードバイクALLEZ〜究極のカスタマイズ編〜 中級者ブログ Vol.13

2017/02/20

竹谷賢二おすすめアルミロードバイクALLEZ〜究極のカスタマイズ編〜 中級者ブログ Vol.13

アルミロードバイク「Allez」にハマっている日本屈指のライダー竹谷賢二さん。熱が高じてカスタマイズがとんでもない領域に?特別インタビュー第3回。

普段はハイエンドなS-Worksに乗る竹谷賢二(たけや・けんじ)さん。低価格のアルミロードバイクAllez Sport(アレースポーツ)に乗ってみたところ、その素直なコントロール性能とレスポンスの正確さに驚いたという。ポジション合わせのためのカスタマイズが終わり、次に目指したのは……。

ロードバイク初心者への最強おすすめグッズとして、サイクルスポーツ.jpにて紹介されたアイテムはこちら >

ALLEZの詳細はこちら>

(前々回)竹谷賢二おすすめアルミロードバイクALLEZ~出会いと第一印象編~>
(前回)竹谷賢二おすすめアルミロードバイクALLEZ~最初のカスタマイズ編~>

アルミフレームALLEZに限界はない

最近の竹谷さんのフェイスブックを拝見すると、Allez Sportにさらに一歩進んだカスタマイズを施されましたね。

「一歩というか百歩くらい進みましたね。コンポをアルテグラに交換して、ハンドルはS-Worksのシャロータイプに、ホイールはRoval CLX32に変えました。ほぼS-Worksないしプログレードに準ずる仕様になりましたね」

※Allez SportにRoval CLX32を装着する場合、別売のエンドキャップが必要です。

S-WORKSハンドルの詳細はこちら>
ROVALホイールの詳細はこちら>

うらやましい限りの贅沢なカスタマイズですが、なぜそこまで?

「走りの粗が目立たないように各パーツを高級なものに交換していくと、逆にフレームの粗が目立ってくるのか?と、Allez Sportの限界を知りたくて、有り得ないスペックまでやってみました」

完成車で10万円前後のバイクのフレームに、普通はここまではしないですよね(笑)。

「そうですね。もしかしたらフレーム単体で言ったら3万円くらいかもしれない。だから明らかな粗や不釣合いが出てくるかなと想像したんですが」

どうでしたか?

「まず意外だったのは、見た目の高級感が上がったこと。強度のために肉厚だったパーツを削ぎ落として、フレームが真の輝きを放ったというか。これがAllez Sport?っていうくらいかっこよくなりましたね」

#スペシャライズド #アレー 気持ち良いライディングフィール〜♫ #specialized #allz

Kenji Takeyaさん(@tktakeyakenji)がシェアした投稿 -

まるで違うフレームですね。

「そして肝心な乗り味も、Rovalホイールやアルテグラコンポになんら引けをとることなく、むしろ同等以上のグレードに感じられました。S-Works Tarmacを100点とすると78点、スプリントをかける局面で言えばさらに90点をあげられるレベルです。S-Works Tarmacのフレームを約50万円と仮定すると、価格が10倍以上違うフレームということになります。それと比べれば性能も価格差のまま10点台でもいいはずなのに、そんなことはない。78点も感じさせることに驚きました」

高度かつタフな設計思想は、初心者から上級者まで恩恵がある

とんでもなくコストパフォーマンスの高いバイクですね。

「はい。どうしてここまで粗が出ないのか仮説を立ててみたんですが、SpecializedはAllez Sportのフレームを開発するとき、テストライダーにある程度高級なパーツを使わせていたんじゃないかなと。そうやって高級なパーツに合わせて設計しておいて、市場へ出すときに、初心者向けの強度と現実的な価格を持つパーツにデチューンした。そう考えると話の辻褄が合うんです。あくまで自分が考えた仮説ですが」

う〜む、有りそうな話ですね。ではそこまでカスタマイズしたAllez Sport、レースに出場してもいいくらいの仕上がりですか?

「問題なくいけますよ。サーキットでのエンデューロだったら路面がキレイですし、集団に入って時速30~40kmの巡航ならまったく問題ないです。ゴールスプリントのときにまわりがS-Works Tarmacだったりするとキツイですが(笑)。集団巡航であれば全然大丈夫ですね」

それほどの素性なら、初心者のレースデビューにもAllez Sportで問題なさそうですね。

「はい。初心者でもまったく問題ないです。スプリントで時速50km出せるんだったら、そろそろ上のフレームに変えてもいいだろうとは思いますが(笑)、レースに必要とされる性能はさっきの78点に含まれています。あとは自分のような人にも、セカンドバイク、サードバイクとしておすすめできますよ」

と言うと?

「レースなどでバイクを降りない場合だったら良いんですけど、練習中の休憩とかで降りる場合、S-Worksだと破損や盗難が怖いですよね。そういうときS-Worksはデメリットになる。だから純粋に楽しめる、普段用のバイクとしてAllez Sportを1台持っていてもいいんじゃないかと。フェラーリを持っている人がミニも持っている、みたいなイメージ。また、ファーストバイクで使わなくなった高めのパーツを移植すれば、Allez Sportのスペックアップになりますからね」

理想は高く、値段とスペックは乗りやすく

たしかに。普段の練習に、必ずしもハイエンドカーボンバイクが必要ではないですね。

「あえてそういう風にAllez Sportに乗ってみたら、また違うものが見えてくるかもしれないし。その中から何を感じ取れるかです。S-Worksが良いっていうのは簡単ですよね。誰でも言えますよ。S-Works Tarmacのこの走りがいいんだよ、なんてね。でも本当はもっとうまく走らせられるんじゃないの?みたいな(笑)。自分は乗っているのか乗らされているのか、Allez Sportに乗ればわかるんじゃないですか。いままで軽さに逃げていたかもしれないとか、じつは速さがほとんど変わらなかったとか。ライダーの現実をリニアに示してくれる面もあるんです」

入門用バイクなのにレベルの高い人が乗っても得るものがある。

「はい。半年間乗り込んで感じたAllez Sportの真髄は“理想は高く、でも値段とスペックは乗りやすく”です。だから初心者はもちろん、上級者にもおすすめできるんです」

S-Worksを凌駕するコストパフォーマンスに、あらゆるライダーが恩恵を受けられる奥深さ。竹谷さんにインタビューしてわかったのは、Allez Sportにはハイエンドバイクとは違う、もうひとつの“高性能”が備わっているということ。

ただし貴方が本当にAllez Sportを購入するならば要注意。竹谷さんのようにハマりすぎて、引き返せなくなる可能性があるのだから……。

ロードバイク初心者への最強おすすめグッズとして、サイクルスポーツ.jpにて紹介されたアイテムはこちら >

【筆者紹介】:成田ケンイチ
輝かしい実績と実力を持つ竹谷さん。キビシイ方に違いないと身構えてお会いしたところ、とても気さくな楽しい方で、話にグイグイ引き込まれました。スペシャライズド・ラウンジとスペシャライズド東京でBody Geometry FITも担当されています。筆者も是非一度お願いしたい……。

関連記事:
初心者からレーサーまで。ロードバイクの賢い選び方とは?(2017年2月3日)
教えてSBCU先生!もう痛くない!痺れない!スペシャライズドのシューズはココが違う!(2017年2月1日)

2017/02/20

竹谷賢二おすすめアルミロードバイクALLEZ〜究極のカスタマイズ編〜 中級者ブログ Vol.13

アルミロードバイク「Allez」にハマっている日本屈指のライダー竹谷賢二さん。熱が高じてカスタマイズがとんでもない領域に?特別インタビュー第3回。

竹谷賢二おすすめアルミロードバイクALLEZ〜究極のカスタマイズ編〜 中級者ブログ Vol.13

普段はハイエンドなS-Worksに乗る竹谷賢二(たけや・けんじ)さん。低価格のアルミロードバイクAllez Sport(アレースポーツ)に乗ってみたところ、その素直なコントロール性能とレスポンスの正確さに驚いたという。ポジション合わせのためのカスタマイズが終わり、次に目指したのは……。

ロードバイク初心者への最強おすすめグッズとして、サイクルスポーツ.jpにて紹介されたアイテムはこちら >

ALLEZの詳細はこちら>

(前々回)竹谷賢二おすすめアルミロードバイクALLEZ~出会いと第一印象編~>
(前回)竹谷賢二おすすめアルミロードバイクALLEZ~最初のカスタマイズ編~>

アルミフレームALLEZに限界はない

最近の竹谷さんのフェイスブックを拝見すると、Allez Sportにさらに一歩進んだカスタマイズを施されましたね。

「一歩というか百歩くらい進みましたね。コンポをアルテグラに交換して、ハンドルはS-Worksのシャロータイプに、ホイールはRoval CLX32に変えました。ほぼS-Worksないしプログレードに準ずる仕様になりましたね」

※Allez SportにRoval CLX32を装着する場合、別売のエンドキャップが必要です。

S-WORKSハンドルの詳細はこちら>
ROVALホイールの詳細はこちら>

うらやましい限りの贅沢なカスタマイズですが、なぜそこまで?

「走りの粗が目立たないように各パーツを高級なものに交換していくと、逆にフレームの粗が目立ってくるのか?と、Allez Sportの限界を知りたくて、有り得ないスペックまでやってみました」

完成車で10万円前後のバイクのフレームに、普通はここまではしないですよね(笑)。

「そうですね。もしかしたらフレーム単体で言ったら3万円くらいかもしれない。だから明らかな粗や不釣合いが出てくるかなと想像したんですが」

どうでしたか?

「まず意外だったのは、見た目の高級感が上がったこと。強度のために肉厚だったパーツを削ぎ落として、フレームが真の輝きを放ったというか。これがAllez Sport?っていうくらいかっこよくなりましたね」

#スペシャライズド #アレー 気持ち良いライディングフィール〜♫ #specialized #allz

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まるで違うフレームですね。

「そして肝心な乗り味も、Rovalホイールやアルテグラコンポになんら引けをとることなく、むしろ同等以上のグレードに感じられました。S-Works Tarmacを100点とすると78点、スプリントをかける局面で言えばさらに90点をあげられるレベルです。S-Works Tarmacのフレームを約50万円と仮定すると、価格が10倍以上違うフレームということになります。それと比べれば性能も価格差のまま10点台でもいいはずなのに、そんなことはない。78点も感じさせることに驚きました」

高度かつタフな設計思想は、初心者から上級者まで恩恵がある

とんでもなくコストパフォーマンスの高いバイクですね。

「はい。どうしてここまで粗が出ないのか仮説を立ててみたんですが、SpecializedはAllez Sportのフレームを開発するとき、テストライダーにある程度高級なパーツを使わせていたんじゃないかなと。そうやって高級なパーツに合わせて設計しておいて、市場へ出すときに、初心者向けの強度と現実的な価格を持つパーツにデチューンした。そう考えると話の辻褄が合うんです。あくまで自分が考えた仮説ですが」

う〜む、有りそうな話ですね。ではそこまでカスタマイズしたAllez Sport、レースに出場してもいいくらいの仕上がりですか?

「問題なくいけますよ。サーキットでのエンデューロだったら路面がキレイですし、集団に入って時速30~40kmの巡航ならまったく問題ないです。ゴールスプリントのときにまわりがS-Works Tarmacだったりするとキツイですが(笑)。集団巡航であれば全然大丈夫ですね」

それほどの素性なら、初心者のレースデビューにもAllez Sportで問題なさそうですね。

「はい。初心者でもまったく問題ないです。スプリントで時速50km出せるんだったら、そろそろ上のフレームに変えてもいいだろうとは思いますが(笑)、レースに必要とされる性能はさっきの78点に含まれています。あとは自分のような人にも、セカンドバイク、サードバイクとしておすすめできますよ」

と言うと?

「レースなどでバイクを降りない場合だったら良いんですけど、練習中の休憩とかで降りる場合、S-Worksだと破損や盗難が怖いですよね。そういうときS-Worksはデメリットになる。だから純粋に楽しめる、普段用のバイクとしてAllez Sportを1台持っていてもいいんじゃないかと。フェラーリを持っている人がミニも持っている、みたいなイメージ。また、ファーストバイクで使わなくなった高めのパーツを移植すれば、Allez Sportのスペックアップになりますからね」

理想は高く、値段とスペックは乗りやすく

たしかに。普段の練習に、必ずしもハイエンドカーボンバイクが必要ではないですね。

「あえてそういう風にAllez Sportに乗ってみたら、また違うものが見えてくるかもしれないし。その中から何を感じ取れるかです。S-Worksが良いっていうのは簡単ですよね。誰でも言えますよ。S-Works Tarmacのこの走りがいいんだよ、なんてね。でも本当はもっとうまく走らせられるんじゃないの?みたいな(笑)。自分は乗っているのか乗らされているのか、Allez Sportに乗ればわかるんじゃないですか。いままで軽さに逃げていたかもしれないとか、じつは速さがほとんど変わらなかったとか。ライダーの現実をリニアに示してくれる面もあるんです」

入門用バイクなのにレベルの高い人が乗っても得るものがある。

「はい。半年間乗り込んで感じたAllez Sportの真髄は“理想は高く、でも値段とスペックは乗りやすく”です。だから初心者はもちろん、上級者にもおすすめできるんです」

S-Worksを凌駕するコストパフォーマンスに、あらゆるライダーが恩恵を受けられる奥深さ。竹谷さんにインタビューしてわかったのは、Allez Sportにはハイエンドバイクとは違う、もうひとつの“高性能”が備わっているということ。

ただし貴方が本当にAllez Sportを購入するならば要注意。竹谷さんのようにハマりすぎて、引き返せなくなる可能性があるのだから……。

ロードバイク初心者への最強おすすめグッズとして、サイクルスポーツ.jpにて紹介されたアイテムはこちら >

【筆者紹介】:成田ケンイチ
輝かしい実績と実力を持つ竹谷さん。キビシイ方に違いないと身構えてお会いしたところ、とても気さくな楽しい方で、話にグイグイ引き込まれました。スペシャライズド・ラウンジとスペシャライズド東京でBody Geometry FITも担当されています。筆者も是非一度お願いしたい……。

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