DIVERGEで日本一周に挑戦!Vol.3

2018/10/20

DIVERGEで日本一周に挑戦!Vol.3

日本一周をしていた腰さんのレポートもいよいよ最終回。東北から北海道、そしてゴールの石川県まで訪問した場所や景色、体験やその魅力ついてご紹介していただきます。

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腰さんの相棒Divergeについてはこちら>
2019年モデルDivergeをチェックする>

震災、津波、復興、そして未来のために
日本一周でどうしても行きたい場所が東日本大震災の被災地です。
あの時何が起こったのか、どうなってしまったのか……当時、モニターの向こうの情報は現実味がなく、どこか遠くのことのように思っていました。「機会があれば自分の目で見に行かなくては」と思いつつも今まで足を運べずにいましたが、日本一周というチャンスに一部だけですが被災地に行くことができました。

最初に訪れたのは宮古市の道の駅・みなとです。津波の高さまでわかるようになっていました。建物の1階は完全にのまれてしまう高さ……津波の恐さを垣間見ることができました。

さらに、宮古市から釜石市に向かう海岸線を走ると、まだ「復興」とはほど遠い景色が続いていました。新しい建物が建っている場所もあれば、何もない更地になってしまっている場所、工事車両が頻繁に出入りしている場所などさまざまです。その中で、ひときわ私の目を引いたのがスーパー堤防の建設現場です。

遠くからしか見ることができませんでしたが、それでも堤防の大きさと長さに度肝を抜かれました。完成にはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、新にここで生活する人々を守る砦になるその姿は美しく逞しく見えました。

北海道は旅人の聖地だった!
北海道には旅の5分の1を占める25日間滞在し1900kmも走りました。その中で出会った現地の人や旅人が9月6日に発生した北海道胆振東部地震に被災しました。

他にも多くの旅人が北海道を訪れていました。被害の大小はあれ、それでもみんな旅を続け、現地の様子をSNSで発信し、ボランティア活動に参加している方もいました。そんな方々の姿を知り僕も何かできないかと思い記事を書いています。

現在、北海道は旅行者のキャンセルが多く、損害が数百億円と出ているという調査結果も発表されています(北海道庁発表)。確かに余震もあり「行かない」という選択を否定することはできません。

しかし、北海道は広い!

本当に広いのです。見渡す限りの牧場や高い空、延々と続く道!そんな広い北海道ですから、全域が被災地というわけではありません。いろいろな場所に見どころはいっぱいあります!
そんな北海道の魅力を少しでもお伝えして、少しでも「北海道に行きたい!」と思っていただければ幸いです。

大自然を堪能!
北海道といえば広大な自然。森の中をはしり、見渡す限りの牧場をぬけ、延々と続くカントリーロード。家屋もまばらで、隣町まで数十km走ることなんて普通です。さらに飛行場をいくつも通りすぎていきます。(北海道って大きすぎて飛行機で移動するんですね…初めて知りました)

そんな道の果てにたどり着いたのが東の果て・納沙布岬と北の果て・宗谷岬です!


本土最東端「納沙布岬」

霧に覆われることが多い納沙布岬ですが、この日は快晴でとても走りやすい日でした!
岬にはライダーハウスがあり花咲ガニやサンマなどご当地の美味しいものが食べられます。


日本最北端「宗谷岬」

日本の端っこというのはやはり感慨深いものがあります。島国である日本ではあまり感じることができない「すぐ先は外国」という感覚は新鮮です。なんたってロシア語の表記がありますからね……

海もいいけど山の中も美しいです。僕のオススメは湖や池ですね。今回の旅で訪れたのは摩周湖神の子池です。どちらも綺麗だったのですが、神の子池は神秘的な美しさがありました。


霧の摩周湖


神の子池

摩周湖の裏側の道を通れば摩周湖神の子池さくらの滝(サクラマスの滝登りが見られます!)と北海道の大自然を満喫できます!僕も通ったコースですが本当にオススメなので北海道に行ったときには、ぜひ自転車で走ってみて下さい!※神の子池に行くには2kmほど砂利道があります。ダートでも走れる自転車で行くか、歩ける靴を用意しておきましょう!

旅人に優しい!?独自の宿事情
旅をしていて感じた北海道と本州で一番違うところは、北海道の方が宿泊地が豊富ということです。北海道の町や街道にはライダーハウス(バイクや自転車の旅行者用の宿)が点々と在り、安く泊まることができます。

中でも各自治体が運営している施設は、なんと無料で泊まれる場所もあるのです!
僕が北海道の旅で利用した無料宿は帯広にある「大正カニの家」と「道の駅・おこっぺ」にある電車の宿です。


大正カニの家


道の駅・おこっぺ

無料の宿に限らずさまざまなライダーハウスで旅人と一緒に泊まったのですが、どの方も気さくで北海道の見どころやルートを教えてくれました。「どのルートから北海道に入ったのか」「東回り?西回り?」「どんな動物に出会った?熊にはあった?」など、いろいろな旅の話を肴にお酒を飲むこともしばしば……楽しい夜をすごさせていただきました!

1カ月近くも滞在していましたが、まだまだ北海道を回り切れませんでした…また近いうちに訪れたい!ぜひ、みなさんも北海道を満喫してくださいね。

ラッセイラーラッセイラー!ねぶた祭で旅人大集合!
8月2日。北海道を後にした僕が青森で目にしたのは日本中から集まった旅人たち。そうです。東北三大祭りのひとつ「青森ねぶた祭」への参加者が集まってきていたのです!

青森ねぶた祭は8月2日から7日まで開催されるのですが、その間はテント村が開設されバイクや自転車で旅している人たちの宿泊地として開放されています。集まった旅人はねぶた祭を観覧するだけでなく、ハネトとして祭に参加し「ラッセラー!ラッセラー!」という掛け声とともに跳ねながらねぶたと一緒に練り歩きます。実は、僕もハネトとして参加してきました!

どうでしょうか?ちょっとした民族衣装のようで異様なテンションになります。市街地で一人だけこんな格好だと浮いてしまいますが、祭り中は子どもから大人まで多くの方が衣装に身を包んで昼間から道を歩いているので気にする人はいません。
ただ、地元の人と間違えられて観光の方々から質問攻めにあってしまいました…笑

夕方になるとねぶたが順番にパレード開始位置に移動し始め人が増えていきます。そして、夜7時になると太鼓の演奏から約2時間のパレードが開始するのですが……本当にすごい!

石川県にも「百万石まつり」があり大規模な祭は体験しているのですが、ねぶた祭はまた一味違いました!

まず、エネルギーがすごい!ハネト衣装を着ていれば誰でも参加できるのですが、老若男女どころか国籍も問わずみんなで「ラッセラー!ラッセラー!」の大合唱!そして、祭の間はずーっと跳ね続けているのです!しかも、祭は1日ではありませんからね。

ねぶたの迫力もテレビや本で見る以上にすごかったです。観覧席から見るのもいいものですが、パレードの中から間近で見るねぶたはもっと迫ってくるものがありました!

ハネトで全力を出した後はテント村に戻って……宴会です!

民家から少し離れた港にテント村があるので、夜遅くまで語らいは続きました。僕は疲れ果てすぐに寝てしまいましたが……おしいことをしてしまいました。
いつかリベンジに来たいと思います!

 

旅の終わり
富山県魚津市を出発し、富山市に入れば何度も見たことのある景色が目に入ってきます。最終日を迎えたことを意識しつつもまだ100kmほどあるので、「こっからが長いな」とか思っていました。しかし、高岡を抜け小矢部に入り金沢につながる最後の峠にさしかかると気分は24時間テレビのランナーです。「サライ」やZARDの「負けないで」を口ずさんでいました。そして、石川県に入ります。最後の県境!

たくさんの人に出会いました。多くの困難がありました。トラブルもいっぱいですし、嫌なこともありました。それでも、多くの人に支えられ、楽しいこともいっぱいありました!美しい景色も見られたし、日本を再発見できたと思います!

終わる…旅が終わる。ゴールは金沢駅。8月11日。118日間に及ぶ長いようで短くもあった旅を終えました!

感謝。ただただ感謝です。僕の旅を応援してくださった方、旅で出会ったすべての人、一緒に走ってくれた友人、そしてこの記事を最後まで読んでくださったみなさま。本当にありがとうございます。

日本一周の旅はこれにて終了となりますが、多くの方が日本一周や縦断といった自転車旅に楽しみながらチャレンジしています。今度はみなさんの番です!近場でも1泊2日でもいいので、ぜひ自転車で旅に出てみてくださいね。

終わりに……今度は台湾一周をしてみたいです!

腰さんの相棒Divergeについてはこちら>
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旅の記録
出発:4/16
到着:8/11
日数:118日
総走行距離:約7909km

関連記事
Divergeで日本一周に挑戦!Vol.1(2018年7月19日)
Divergeで日本一周に挑戦!Vol.2(2018年8月26日)

2018/10/20

DIVERGEで日本一周に挑戦!Vol.3

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DIVERGEで日本一周に挑戦!Vol.3

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腰さんの相棒Divergeについてはこちら>
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震災、津波、復興、そして未来のために
日本一周でどうしても行きたい場所が東日本大震災の被災地です。
あの時何が起こったのか、どうなってしまったのか……当時、モニターの向こうの情報は現実味がなく、どこか遠くのことのように思っていました。「機会があれば自分の目で見に行かなくては」と思いつつも今まで足を運べずにいましたが、日本一周というチャンスに一部だけですが被災地に行くことができました。

最初に訪れたのは宮古市の道の駅・みなとです。津波の高さまでわかるようになっていました。建物の1階は完全にのまれてしまう高さ……津波の恐さを垣間見ることができました。

さらに、宮古市から釜石市に向かう海岸線を走ると、まだ「復興」とはほど遠い景色が続いていました。新しい建物が建っている場所もあれば、何もない更地になってしまっている場所、工事車両が頻繁に出入りしている場所などさまざまです。その中で、ひときわ私の目を引いたのがスーパー堤防の建設現場です。

遠くからしか見ることができませんでしたが、それでも堤防の大きさと長さに度肝を抜かれました。完成にはまだまだ時間がかかるかもしれませんが、新にここで生活する人々を守る砦になるその姿は美しく逞しく見えました。

北海道は旅人の聖地だった!
北海道には旅の5分の1を占める25日間滞在し1900kmも走りました。その中で出会った現地の人や旅人が9月6日に発生した北海道胆振東部地震に被災しました。

他にも多くの旅人が北海道を訪れていました。被害の大小はあれ、それでもみんな旅を続け、現地の様子をSNSで発信し、ボランティア活動に参加している方もいました。そんな方々の姿を知り僕も何かできないかと思い記事を書いています。

現在、北海道は旅行者のキャンセルが多く、損害が数百億円と出ているという調査結果も発表されています(北海道庁発表)。確かに余震もあり「行かない」という選択を否定することはできません。

しかし、北海道は広い!

本当に広いのです。見渡す限りの牧場や高い空、延々と続く道!そんな広い北海道ですから、全域が被災地というわけではありません。いろいろな場所に見どころはいっぱいあります!
そんな北海道の魅力を少しでもお伝えして、少しでも「北海道に行きたい!」と思っていただければ幸いです。

大自然を堪能!
北海道といえば広大な自然。森の中をはしり、見渡す限りの牧場をぬけ、延々と続くカントリーロード。家屋もまばらで、隣町まで数十km走ることなんて普通です。さらに飛行場をいくつも通りすぎていきます。(北海道って大きすぎて飛行機で移動するんですね…初めて知りました)

そんな道の果てにたどり着いたのが東の果て・納沙布岬と北の果て・宗谷岬です!


本土最東端「納沙布岬」

霧に覆われることが多い納沙布岬ですが、この日は快晴でとても走りやすい日でした!
岬にはライダーハウスがあり花咲ガニやサンマなどご当地の美味しいものが食べられます。


日本最北端「宗谷岬」

日本の端っこというのはやはり感慨深いものがあります。島国である日本ではあまり感じることができない「すぐ先は外国」という感覚は新鮮です。なんたってロシア語の表記がありますからね……

海もいいけど山の中も美しいです。僕のオススメは湖や池ですね。今回の旅で訪れたのは摩周湖神の子池です。どちらも綺麗だったのですが、神の子池は神秘的な美しさがありました。


霧の摩周湖


神の子池

摩周湖の裏側の道を通れば摩周湖神の子池さくらの滝(サクラマスの滝登りが見られます!)と北海道の大自然を満喫できます!僕も通ったコースですが本当にオススメなので北海道に行ったときには、ぜひ自転車で走ってみて下さい!※神の子池に行くには2kmほど砂利道があります。ダートでも走れる自転車で行くか、歩ける靴を用意しておきましょう!

旅人に優しい!?独自の宿事情
旅をしていて感じた北海道と本州で一番違うところは、北海道の方が宿泊地が豊富ということです。北海道の町や街道にはライダーハウス(バイクや自転車の旅行者用の宿)が点々と在り、安く泊まることができます。

中でも各自治体が運営している施設は、なんと無料で泊まれる場所もあるのです!
僕が北海道の旅で利用した無料宿は帯広にある「大正カニの家」と「道の駅・おこっぺ」にある電車の宿です。


大正カニの家


道の駅・おこっぺ

無料の宿に限らずさまざまなライダーハウスで旅人と一緒に泊まったのですが、どの方も気さくで北海道の見どころやルートを教えてくれました。「どのルートから北海道に入ったのか」「東回り?西回り?」「どんな動物に出会った?熊にはあった?」など、いろいろな旅の話を肴にお酒を飲むこともしばしば……楽しい夜をすごさせていただきました!

1カ月近くも滞在していましたが、まだまだ北海道を回り切れませんでした…また近いうちに訪れたい!ぜひ、みなさんも北海道を満喫してくださいね。

ラッセイラーラッセイラー!ねぶた祭で旅人大集合!
8月2日。北海道を後にした僕が青森で目にしたのは日本中から集まった旅人たち。そうです。東北三大祭りのひとつ「青森ねぶた祭」への参加者が集まってきていたのです!

青森ねぶた祭は8月2日から7日まで開催されるのですが、その間はテント村が開設されバイクや自転車で旅している人たちの宿泊地として開放されています。集まった旅人はねぶた祭を観覧するだけでなく、ハネトとして祭に参加し「ラッセラー!ラッセラー!」という掛け声とともに跳ねながらねぶたと一緒に練り歩きます。実は、僕もハネトとして参加してきました!

どうでしょうか?ちょっとした民族衣装のようで異様なテンションになります。市街地で一人だけこんな格好だと浮いてしまいますが、祭り中は子どもから大人まで多くの方が衣装に身を包んで昼間から道を歩いているので気にする人はいません。
ただ、地元の人と間違えられて観光の方々から質問攻めにあってしまいました…笑

夕方になるとねぶたが順番にパレード開始位置に移動し始め人が増えていきます。そして、夜7時になると太鼓の演奏から約2時間のパレードが開始するのですが……本当にすごい!

石川県にも「百万石まつり」があり大規模な祭は体験しているのですが、ねぶた祭はまた一味違いました!

まず、エネルギーがすごい!ハネト衣装を着ていれば誰でも参加できるのですが、老若男女どころか国籍も問わずみんなで「ラッセラー!ラッセラー!」の大合唱!そして、祭の間はずーっと跳ね続けているのです!しかも、祭は1日ではありませんからね。

ねぶたの迫力もテレビや本で見る以上にすごかったです。観覧席から見るのもいいものですが、パレードの中から間近で見るねぶたはもっと迫ってくるものがありました!

ハネトで全力を出した後はテント村に戻って……宴会です!

民家から少し離れた港にテント村があるので、夜遅くまで語らいは続きました。僕は疲れ果てすぐに寝てしまいましたが……おしいことをしてしまいました。
いつかリベンジに来たいと思います!

 

旅の終わり
富山県魚津市を出発し、富山市に入れば何度も見たことのある景色が目に入ってきます。最終日を迎えたことを意識しつつもまだ100kmほどあるので、「こっからが長いな」とか思っていました。しかし、高岡を抜け小矢部に入り金沢につながる最後の峠にさしかかると気分は24時間テレビのランナーです。「サライ」やZARDの「負けないで」を口ずさんでいました。そして、石川県に入ります。最後の県境!

たくさんの人に出会いました。多くの困難がありました。トラブルもいっぱいですし、嫌なこともありました。それでも、多くの人に支えられ、楽しいこともいっぱいありました!美しい景色も見られたし、日本を再発見できたと思います!

終わる…旅が終わる。ゴールは金沢駅。8月11日。118日間に及ぶ長いようで短くもあった旅を終えました!

感謝。ただただ感謝です。僕の旅を応援してくださった方、旅で出会ったすべての人、一緒に走ってくれた友人、そしてこの記事を最後まで読んでくださったみなさま。本当にありがとうございます。

日本一周の旅はこれにて終了となりますが、多くの方が日本一周や縦断といった自転車旅に楽しみながらチャレンジしています。今度はみなさんの番です!近場でも1泊2日でもいいので、ぜひ自転車で旅に出てみてくださいね。

終わりに……今度は台湾一周をしてみたいです!

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2019年モデルDivergeをチェックする>

旅の記録
出発:4/16
到着:8/11
日数:118日
総走行距離:約7909km

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