SBCU先生のモーガンヒル本社探検

2015/12/18

SBCU先生のモーガンヒル本社探検

米国本社にて長期の研修を受けることになり、カリフォルニア州の北、シリコンバレーの南端にあるモーガンヒル市に行って来ました。

SBCU(Specialized Bicycle Components University。SBCは米国本社の法人名、つまりスペシャライズド大学)で販売店向けの講習や、一般向けに製品の解説、普及を担当している佐藤です。

今回、米国本社にて長期の研修を受けることになり、カリフォルニア州の北、シリコンバレーの南端にあるモーガンヒル市に行って来ました。本社はサンフランシスコ国際空港から約90km先にあり、その途上には名門スタンフォード大学を中心にした産学協同で発達したITビジネスの総本山シリコンバレーもあります。

ちなみにスペシャライズド本社は過去にGoogleやYahoo!と社員用レンタルバイクの生産やコンテストなどでコラボしています。

バレーとよばれる地形は、日本語の響きとしては「渓谷」ですが、実際は「盆地」に近い感じです。言うなれば、北関東の寂寥感と松本の盆地感を足して10倍に広げた?感じでしょうか。その南北中央には西海岸の重要な流通幹線であるフリーウェイ101号線が走り、その東西をなだらかですが1000メートル前後の山並みではさんでいるといった印象です。

スペシャライズドはサンノゼ市で産声をあげ、’80年代初頭に現在の場所へ移ってきました。当時は何もない田舎町でしたが、現在はシリコンバレーのベッドタウンとして開発が進み、ここ数年は地価が高騰しているような場所です。それでも、製品開発に欠かせないライディング環境は変わらずに維持しているので、ロードもマウンテンバイクもカテゴリー問わず、そして様々な路面と環境を選んで製品のテストやライドができます。

本社に来るたびにライド環境は、モノづくりにもモノ売りにも大事だなと実感します。

プロローグが長くなってしまいましたね。今回はまず急速に整備が進む本社についてご案内したいと思います。

本社敷地拡大、レイアウト再編

常に進化を続ける社屋は増え続ける社員とともに5棟までに膨れ上がり、現在は誰ともなく全体を「キャンパス」と呼び始めています。キャンパスといえばYahoo!やGoogleが有名ですが、過去のコラボや地理的に近いこともあり影響を受けた様子。

メーンビルディングはロビーに巨大な電光掲示板が追加され、そのすぐ脇にある博物館もさらに完成度を高めています。また、ビレッジと呼ぶ社員用バイクショップは拡大され以前の場所から移動して、スタッフも増強。

メーンビルはもともと大きな倉庫で、当時は海外向けも含めた倉庫として機能していました。そこに事務系、開発、営業、テストラボ、さらにボトル工場などすべての業務機能を詰め込んでいたので無理栗感が否めなかったのですが、現在は正面を見る限りその面影はほとんどありません。いずれの建物も新築したものではなく、もともとあった上物を増改築、外壁のリニューアルを施しています。こういったところにもマイクイズムというか、合理的思考とコスト削減の意識が息づいているのでしょうね。


そして、この数年はウィントンネルの建設、展示会用ホールの建設が相次いでいます。

ウィントンネルのある建物にはボトル工場が併設され(ボトルはメイドインUSA!)、今年になってホール棟2Fに営業部署が移動しました。なんとベランダ パティオもあり、打ち合わせスペースとして、はたまた内緒の電話をかける際のスペースとして活用されています。さらにホール棟となりの別棟を資材倉庫とし て新たに稼動させ始めました。

展示棟とメーン棟の間にはルーべ風石畳によるアクセス、ダート路を設置。加えて、エンジニアリングとサスペンションチームは小さいテナントスペースに入居しています。また、シリコンバレーIT族御用達のテスラに代表される電気自動車のブームで、メーン、展示・営業棟の2か所に充電ステーションが設置されたのもちょっとしたニュース。「Innovate or Die」の社是にあるように、スペシャライズドでは、製品だけでなくそれを下支えする設備や施設も常に進化を続けているのです。こんな感じで知られざるスペシャライズドの一端を不定期にお届けしたいと思います。ではまた。

関連記事:
最新のエアロロードバイク「S-Works VENGE ViAS」をつくった男、クリス・ユー インタビュー 前編 (2015年8月21日)  

カテゴリ:
試乗会/イベント/レース
キーワード:
SBCU

2015/12/18

SBCU先生のモーガンヒル本社探検

米国本社にて長期の研修を受けることになり、カリフォルニア州の北、シリコンバレーの南端にあるモーガンヒル市に行って来ました。

SBCU先生のモーガンヒル本社探検

SBCU(Specialized Bicycle Components University。SBCは米国本社の法人名、つまりスペシャライズド大学)で販売店向けの講習や、一般向けに製品の解説、普及を担当している佐藤です。

今回、米国本社にて長期の研修を受けることになり、カリフォルニア州の北、シリコンバレーの南端にあるモーガンヒル市に行って来ました。本社はサンフランシスコ国際空港から約90km先にあり、その途上には名門スタンフォード大学を中心にした産学協同で発達したITビジネスの総本山シリコンバレーもあります。

ちなみにスペシャライズド本社は過去にGoogleやYahoo!と社員用レンタルバイクの生産やコンテストなどでコラボしています。

バレーとよばれる地形は、日本語の響きとしては「渓谷」ですが、実際は「盆地」に近い感じです。言うなれば、北関東の寂寥感と松本の盆地感を足して10倍に広げた?感じでしょうか。その南北中央には西海岸の重要な流通幹線であるフリーウェイ101号線が走り、その東西をなだらかですが1000メートル前後の山並みではさんでいるといった印象です。

スペシャライズドはサンノゼ市で産声をあげ、’80年代初頭に現在の場所へ移ってきました。当時は何もない田舎町でしたが、現在はシリコンバレーのベッドタウンとして開発が進み、ここ数年は地価が高騰しているような場所です。それでも、製品開発に欠かせないライディング環境は変わらずに維持しているので、ロードもマウンテンバイクもカテゴリー問わず、そして様々な路面と環境を選んで製品のテストやライドができます。

本社に来るたびにライド環境は、モノづくりにもモノ売りにも大事だなと実感します。

プロローグが長くなってしまいましたね。今回はまず急速に整備が進む本社についてご案内したいと思います。

本社敷地拡大、レイアウト再編

常に進化を続ける社屋は増え続ける社員とともに5棟までに膨れ上がり、現在は誰ともなく全体を「キャンパス」と呼び始めています。キャンパスといえばYahoo!やGoogleが有名ですが、過去のコラボや地理的に近いこともあり影響を受けた様子。

メーンビルディングはロビーに巨大な電光掲示板が追加され、そのすぐ脇にある博物館もさらに完成度を高めています。また、ビレッジと呼ぶ社員用バイクショップは拡大され以前の場所から移動して、スタッフも増強。

メーンビルはもともと大きな倉庫で、当時は海外向けも含めた倉庫として機能していました。そこに事務系、開発、営業、テストラボ、さらにボトル工場などすべての業務機能を詰め込んでいたので無理栗感が否めなかったのですが、現在は正面を見る限りその面影はほとんどありません。いずれの建物も新築したものではなく、もともとあった上物を増改築、外壁のリニューアルを施しています。こういったところにもマイクイズムというか、合理的思考とコスト削減の意識が息づいているのでしょうね。


そして、この数年はウィントンネルの建設、展示会用ホールの建設が相次いでいます。

ウィントンネルのある建物にはボトル工場が併設され(ボトルはメイドインUSA!)、今年になってホール棟2Fに営業部署が移動しました。なんとベランダ パティオもあり、打ち合わせスペースとして、はたまた内緒の電話をかける際のスペースとして活用されています。さらにホール棟となりの別棟を資材倉庫とし て新たに稼動させ始めました。

展示棟とメーン棟の間にはルーべ風石畳によるアクセス、ダート路を設置。加えて、エンジニアリングとサスペンションチームは小さいテナントスペースに入居しています。また、シリコンバレーIT族御用達のテスラに代表される電気自動車のブームで、メーン、展示・営業棟の2か所に充電ステーションが設置されたのもちょっとしたニュース。「Innovate or Die」の社是にあるように、スペシャライズドでは、製品だけでなくそれを下支えする設備や施設も常に進化を続けているのです。こんな感じで知られざるスペシャライズドの一端を不定期にお届けしたいと思います。ではまた。

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