Soil Searching: Tales from Tasmania

2019/11/13

Soil Searching: Tales from Tasmania

オーストラリアには、世界有数のトレイルビルダーが住んでいます。そのうちの2人が、リース・アトキンソンとライアン・デラルーです。

コアラ、カンガルー、ユーカリの、ベジマイト、ヒュー・ジャックマン、そして幾多の危険生物で有名なオーストラリアですが、いまだに多くの人に知られていないことがあります。それは、リース・アトキンソンとライアン・デラルーといった、世界トップクラスのトレイルビルダーが住んでいるということです。
 

野生の馬にまたがった経験はありますか? リースが作ったあるトレイルでは、それがどんなものかを体感できます。次のセクションを知っていて、その動きに備えているにも関わらず、何度走ってもドキドキハラハラするのです。リースのトレイルは、もっと速く走って、とあなたにせがむかのような作りで、コーナーのショートカットやジャンプなどの隠れセクションが点在します。

では、ライアンのトレイルはどんな感じなのかって? リースのトレイルと同じようにスリリングではあるものの、ライアンらしさを含んでいます。それはまるで、川の流れに身を任せるかのように、究極のフローを味わえる点です。ライアンは、細かくかつ正確にトレイルをつなぎ合わせます。例えば、連続するジャンプと完璧な角度と高さのバームが、見事な距離を保ち、配置されているのです。ライアンと彼のクルーがタスマニアのダービーに作ったデトネートという名のトレイルが、まさにその見本です。デトネートは傑作で、実際に2017年に初のEWS トレイル大賞に選ばれています。

 

リースとライアンのトレイルがそんなにすばらしいのはなぜでしょう? 2人は疑いようのない優れたライダーで、ライダーであるがゆえの視点をデザインに取り入れているからです。

 

リースは一流のレーサーで、オーストラリア国内のダウンヒルシリーズで優勝経験もあります。ライアンは、Stravaで驚くべき数のKOMに自身の名を刻んでいます。2人は、レースを通じてトレイルビルドの世界に入りました。上を目指していた彼らレーサーは、お金を稼ぎ、体力をつけ、プロアスリートになるという夢を追い求めるべく、日雇い仕事を探していました。こうして、リースが2008年に、ライアンがその翌年に、ワールド・トレイルに入社したのです。

ワールド・トレイルは、オーストラリアの大手トレイルビルド会社。この組織は、オーストラリアで数百キロのトレイルを作ってきました。同国開催のすべてのワールドカップ、世界選手権、オリンピック、エンデューロ・ワールドシリーズのコースも当然含まれます。また、世界各地でもトレイルを作っています。リースがこの会社に2008年に入社した時、彼は創立者であり、熟練のトレイルビルダーであり、マウンテンバイカーの殿堂入りを果たしたグレン・ジェイコブスから、トレイルビルドのコツを学びました。ライアンが2009年に入社した時、今度はそのコツをリースが彼に教えました。

ワールド・トレイルは当初、プロアスリートを目指す彼らに最適の職場でした。オフシーズンにトレイルを作り、貯金し、翌年のシーズンに備えることができたからです。

しかしそのうち、仕事がただの仕事ではなくなりました。トレイルのプロジェクトはどんどん大きくなり、バイクのパーツはより高価になり、そして何より、トレイルのデザインとビルドへの愛が2人に芽生えてきたのです。その後すぐに、2人はワールド・トレイルでフルタイムのクルーリーダーになりました。

 

「今と違う仕事をしている自分が想像できない」と、ライアン。
「大変な時もあるけど、でも楽しい時間の方が長い。好きなものでお金を稼ぐのは、なかなかできることではないよ」。

私たちは、リースやライアンのようなトレイルビルダーに多く支えられています。いつだって良いことばかりではありませんが、仲間のクルーがやる気をなくすたびに、リースはビルドでこれまでに学んだ知恵と共に、こんな風に考えてみるよう促しています。

「今と違う仕事をしている自分が想像できない」と、ライアン。「大変な時もあるけど、でも楽しい時間の方が長い。好きなものでお金を稼ぐのは、なかなかできることではないよ」。私たちマウンテンバイカーは、リースやライアンのようなトレイルビルダーに多く支えられています。いつだって良いことばかりではありませんが、仲間のクルーがやる気をなくすたびに、リースはビルドでこれまでに学んだ知恵と共に、こんな風に考えてみるよう促しています。

「今いる場所を見てみなよ。僕らは丘にマウンテンバイクのトレイルを作っている。今日の午後には、そこで走ることができるんだ」。これがリースお気に入りの格言です。これには納得ですよね?

Soil Searching: Home, Home in the Van
Soil Searching: Inspired to Dig
Soil Searching: Tales from Tasmania

関連記事:
マット・ハンターと走ろう!Soil Searching Dig & Ride Day with Matt Hunter(2019年10月11日)
最高に速い!!!新型Enduroに関するQ&A(2019年9月24日)
ロイック・ブルーニ、世界王者とワールドカップ総合優勝の両方を獲得!(2019年9月9日)

カテゴリ:
MTB
試乗会/イベント/レース
キーワード:
SoilSearching

2019/11/13

Soil Searching: Tales from Tasmania

オーストラリアには、世界有数のトレイルビルダーが住んでいます。そのうちの2人が、リース・アトキンソンとライアン・デラルーです。

Soil Searching: Tales from Tasmania

コアラ、カンガルー、ユーカリの、ベジマイト、ヒュー・ジャックマン、そして幾多の危険生物で有名なオーストラリアですが、いまだに多くの人に知られていないことがあります。それは、リース・アトキンソンとライアン・デラルーといった、世界トップクラスのトレイルビルダーが住んでいるということです。
 

野生の馬にまたがった経験はありますか? リースが作ったあるトレイルでは、それがどんなものかを体感できます。次のセクションを知っていて、その動きに備えているにも関わらず、何度走ってもドキドキハラハラするのです。リースのトレイルは、もっと速く走って、とあなたにせがむかのような作りで、コーナーのショートカットやジャンプなどの隠れセクションが点在します。

では、ライアンのトレイルはどんな感じなのかって? リースのトレイルと同じようにスリリングではあるものの、ライアンらしさを含んでいます。それはまるで、川の流れに身を任せるかのように、究極のフローを味わえる点です。ライアンは、細かくかつ正確にトレイルをつなぎ合わせます。例えば、連続するジャンプと完璧な角度と高さのバームが、見事な距離を保ち、配置されているのです。ライアンと彼のクルーがタスマニアのダービーに作ったデトネートという名のトレイルが、まさにその見本です。デトネートは傑作で、実際に2017年に初のEWS トレイル大賞に選ばれています。

 

リースとライアンのトレイルがそんなにすばらしいのはなぜでしょう? 2人は疑いようのない優れたライダーで、ライダーであるがゆえの視点をデザインに取り入れているからです。

 

リースは一流のレーサーで、オーストラリア国内のダウンヒルシリーズで優勝経験もあります。ライアンは、Stravaで驚くべき数のKOMに自身の名を刻んでいます。2人は、レースを通じてトレイルビルドの世界に入りました。上を目指していた彼らレーサーは、お金を稼ぎ、体力をつけ、プロアスリートになるという夢を追い求めるべく、日雇い仕事を探していました。こうして、リースが2008年に、ライアンがその翌年に、ワールド・トレイルに入社したのです。

ワールド・トレイルは、オーストラリアの大手トレイルビルド会社。この組織は、オーストラリアで数百キロのトレイルを作ってきました。同国開催のすべてのワールドカップ、世界選手権、オリンピック、エンデューロ・ワールドシリーズのコースも当然含まれます。また、世界各地でもトレイルを作っています。リースがこの会社に2008年に入社した時、彼は創立者であり、熟練のトレイルビルダーであり、マウンテンバイカーの殿堂入りを果たしたグレン・ジェイコブスから、トレイルビルドのコツを学びました。ライアンが2009年に入社した時、今度はそのコツをリースが彼に教えました。

ワールド・トレイルは当初、プロアスリートを目指す彼らに最適の職場でした。オフシーズンにトレイルを作り、貯金し、翌年のシーズンに備えることができたからです。

しかしそのうち、仕事がただの仕事ではなくなりました。トレイルのプロジェクトはどんどん大きくなり、バイクのパーツはより高価になり、そして何より、トレイルのデザインとビルドへの愛が2人に芽生えてきたのです。その後すぐに、2人はワールド・トレイルでフルタイムのクルーリーダーになりました。

 

「今と違う仕事をしている自分が想像できない」と、ライアン。
「大変な時もあるけど、でも楽しい時間の方が長い。好きなものでお金を稼ぐのは、なかなかできることではないよ」。

私たちは、リースやライアンのようなトレイルビルダーに多く支えられています。いつだって良いことばかりではありませんが、仲間のクルーがやる気をなくすたびに、リースはビルドでこれまでに学んだ知恵と共に、こんな風に考えてみるよう促しています。

「今と違う仕事をしている自分が想像できない」と、ライアン。「大変な時もあるけど、でも楽しい時間の方が長い。好きなものでお金を稼ぐのは、なかなかできることではないよ」。私たちマウンテンバイカーは、リースやライアンのようなトレイルビルダーに多く支えられています。いつだって良いことばかりではありませんが、仲間のクルーがやる気をなくすたびに、リースはビルドでこれまでに学んだ知恵と共に、こんな風に考えてみるよう促しています。

「今いる場所を見てみなよ。僕らは丘にマウンテンバイクのトレイルを作っている。今日の午後には、そこで走ることができるんだ」。これがリースお気に入りの格言です。これには納得ですよね?

Soil Searching: Home, Home in the Van
Soil Searching: Inspired to Dig
Soil Searching: Tales from Tasmania

関連記事:
マット・ハンターと走ろう!Soil Searching Dig & Ride Day with Matt Hunter(2019年10月11日)
最高に速い!!!新型Enduroに関するQ&A(2019年9月24日)
ロイック・ブルーニ、世界王者とワールドカップ総合優勝の両方を獲得!(2019年9月9日)

カテゴリ:
MTB
試乗会/イベント/レース
キーワード:
SoilSearching

CALENDAR/カレンダー

<< 2019年12月 >>

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

TAG/タグ

TAG/タグ