アンバサダー松葉桂二さんによるオフロードトライアスロンXTERRA Motatapu レポート

2019/04/04

アンバサダー松葉桂二さんによるオフロードトライアスロンXTERRA Motatapu レポート

ニュージーランド南島のリゾート地クイーンズタウンで開催されたオフロードトライアスロン XTERRA Motatapu の模様をお伝えします。

Xterra(エクステラ)は、オープンウォータースイム、マウンテンバイク、トレイルランの3種目を連続して行う「オフロード版トライアスロン」競技。大自然の地形を活かした起伏あるコースで競う点で、オンロード版トライアスロンとは異なる魅力を持っています。ハワイマウイ島で誕生し今では世界40カ国でレースがおこなわれており、国別、地域別のチャンピオンシップを中心にワールドシリーズ化されています。2019年アジア太平洋地域におけるXterraは、今回の3月9日NZ Queenstownにはじまり、3月30日TW Kenting、4月6日NZ Rotorua、5月31日Tahiti、9月15日Japan、9月22日China、9月27日Koreaが予定され、南米、北米、ヨーロッパなど世界中を巡り、10月末に各国の大会で参加資格を取得したアスリートがXterra聖地とも言えるマウイ島に集いワールドチャンピオンを目指します。

++++++++++++++++

 

“チョイ住み inクイーンズタウン” 妻と二人自炊しながらレースに向けて準備開始。先ずはSPECIALIZED S-WORKS EPIC HT MEN CARBON 29を組み機材チェック。滞在するアパートのベランダからはドラマチックな山々に囲まれ透き通った水を湛えるワカティプ湖が眺望できます。

Bikeコンディション確認を兼ねダウンタウン〜周辺ダートを少し走ってみました。その昔、金脈を探してこの地を訪れた人々が景観に心を奪われ、女王にふさわしい街“クイーンズタウン”と呼んだ所以も解かるNZ随一美しい湖畔トレイルが続きます。

観光もしたいところですがレースまでにやっておきたいことは多くあります。トランジションやコース下見のためクイーンズタウンから車を1時間半ほど走らせワナカ湖畔のスタートエリアへドライブしました。

ワカナ湖周辺は綺麗な湖が多いこの国でもひときわ絶景です。「NZここだけは行きたい」と紹介される贅沢な眺めのリゾート地にあるスイムスタート地点の水質は申し分ありません。しかしスイム苦手な私には冷温17℃、水深300mはおそろしい湖・・・。

公式サイトによるコースレイアウトは、スイム2km、バイク47km、ラン8.5kmと通常Xterraより競技距離が長くサザンアルプス麓を貫くワンウェイが特徴です。 日本からの参加は私1人、誰かに勧められたわけでもなくニュージーランドのトレイルを走りたい思いだけで準備しこの地へやって来ました。レース前日にはFinish地点のアロータウンに設けられた会場でXterra Motatapuレジストレーションを済ませました。


 

レジストレーション時には、予め街のバイクショップで車検と必須装備チェックを済ませ「検定済」ステッカーをフレームに貼り、その画像をスマホで提示しないと出走できないルールです。

【必須装備: 競技中@〜E携行義務付け】
@ベースシャツ: ウールなどの速乾性生地のテクニカルTシャツ

A長袖トップ: ウールやポリプロピレンなど速乾性の暖かい生地
Bジャケット: 10,000mm縫い目防水
C暖かい帽子: フード無しジャケットの場合必須
Dファーストエイドキット:包帯、絆創膏、テープ、ガーゼ、笛、サバイバルブランケット
Eツールキット:予備チューブ2本、空気入れポンプ、マルチツール、タイヤレバー、パッチキット、チェーンブレーカー

レース日早朝、ワナカ湖〜アロータウンへのワンウェイ47kmMTBコースに必要な装備をT1にスタンバイしてスタートを待ちます。放射冷却で冷え切った湖畔の砂利は氷のように冷たく、スタート前はワクワク感より出来るかどうか不安な気持ちで押しつぶされそうになることがあります。「水温が低いから1周目はウォームアップのつもりで泳ごう…」至近アスリートのつぶやきに少し緊張がほぐれました…。

 

午前8時、夜明け前の吐く息が白い中、Individual & Team 合わせ約210名×スイム2km一斉スタート!冷たい湖から上がりバイクトランジションへ。(Swim-2km: 水温17℃、Time 40分41秒)

Bikeコース前半34kmの登りはSW EPICハードテイル超軽量機材アドバンテージを活かし順位を上げることが出来ましたが標高900m近いピークからの13kmダウンヒル後半で課題に襲われました。サザンアルプス麓の雪解けが流れる渡渉が20箇所ほどあり冷水を被るたび次第にカラダが冷え寒さで筋肉が硬直していく事態に…

美しいワナカ湖からクイーンズタウンの高地まで、ニュージーランドで最も美しい高地を嬉々と駆け抜けるはずが、全身ずぶ濡れに加え向かい風で冷やされT2にやっとの思いでたどり着く始末。今頃になって“必須装備”の意味が理解できても取り返せないロスです。バイクラックを見る限り順位は全体の1/3上位か…?(Bike-47km: 獲得標高1214m、最高標高875m、Time 3時間5分16秒)

トレイルラン序盤は両脚が痙攣して心拍も上げられず走ることができません。防寒対策を怠ったことを内省しながら4kmシングルトラックを登って行くとカラダが少し温まり動くようになってきました。

やっとの思いで戻ってくるとフィニッシュエリアは歓声がいっぱい。解放される場所へ還ってくることができました!(Run-8.5km: 獲得標高339m、最高標高698m、Time 1時間7秒)

総合42位、男子60-64カテゴリー2位(Total time 4時間46分5秒)

レースリザルトはこちら>


 

NZは冷たく、寒くタフだったけれど10月マウイ島におけるチャンピオンシップのスロットを得ることができました。エイジ優勝のNZガイとは再び競いたいものです。


 

Xterraは「勝ち=100」「負け=0」で表現する競技ではなく、時間をかけて準備し非日常を楽しむオフロード遊び。参加選手は皆自分の時間を使って楽しんでます。ニューカレドニアからの若者たちに丸沼Japan大会を勧めたら乗る気になってくれました。是非とも来日してほしいものです。

幾つなってもレース後の達成感は幸せをくれます。自分は何をしていることが幸せかを確かめるため好奇心をかきたてる次のXterraに向けMotatapuは完結です。
応援していただいた皆さん「ありがとうございました!」
カミハギサイクルBikeチューン「ノントラブルでした!」
ジャーマネ「スタート〜ゴールまで配車サポートに感謝!」

 
 

【アンバサダー松葉さんの主な使用機材】
バイク:SPECIALIZED S-WORKS EPIC HT MEN CARBON 29
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS FAST TRAK 2.3
ヘルメット:SPECIALIZED S-WORKS Prevail UTeam
シューズ:SPECIALIZED S-WORKS 6 XC MTB
グローブ:SPECIALIZED XC LITE
携行ツール:EMT Cage Mount MTB Tool

次回は、2019年4月30日ITUクロストライアスロン世界選手権スペインPontevedra、6月29日Xterraスイス Valleede Jouxの模様をレポートする予定です。応援よろしくお願いします。

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ニュージーランド南島のリゾート地クイーンズタウンで開催されたオフロードトライアスロン XTERRA Motatapu の模様をお伝えします。

アンバサダー松葉桂二さんによるオフロードトライアスロンXTERRA Motatapu レポート

Xterra(エクステラ)は、オープンウォータースイム、マウンテンバイク、トレイルランの3種目を連続して行う「オフロード版トライアスロン」競技。大自然の地形を活かした起伏あるコースで競う点で、オンロード版トライアスロンとは異なる魅力を持っています。ハワイマウイ島で誕生し今では世界40カ国でレースがおこなわれており、国別、地域別のチャンピオンシップを中心にワールドシリーズ化されています。2019年アジア太平洋地域におけるXterraは、今回の3月9日NZ Queenstownにはじまり、3月30日TW Kenting、4月6日NZ Rotorua、5月31日Tahiti、9月15日Japan、9月22日China、9月27日Koreaが予定され、南米、北米、ヨーロッパなど世界中を巡り、10月末に各国の大会で参加資格を取得したアスリートがXterra聖地とも言えるマウイ島に集いワールドチャンピオンを目指します。

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“チョイ住み inクイーンズタウン” 妻と二人自炊しながらレースに向けて準備開始。先ずはSPECIALIZED S-WORKS EPIC HT MEN CARBON 29を組み機材チェック。滞在するアパートのベランダからはドラマチックな山々に囲まれ透き通った水を湛えるワカティプ湖が眺望できます。

Bikeコンディション確認を兼ねダウンタウン〜周辺ダートを少し走ってみました。その昔、金脈を探してこの地を訪れた人々が景観に心を奪われ、女王にふさわしい街“クイーンズタウン”と呼んだ所以も解かるNZ随一美しい湖畔トレイルが続きます。

観光もしたいところですがレースまでにやっておきたいことは多くあります。トランジションやコース下見のためクイーンズタウンから車を1時間半ほど走らせワナカ湖畔のスタートエリアへドライブしました。

ワカナ湖周辺は綺麗な湖が多いこの国でもひときわ絶景です。「NZここだけは行きたい」と紹介される贅沢な眺めのリゾート地にあるスイムスタート地点の水質は申し分ありません。しかしスイム苦手な私には冷温17℃、水深300mはおそろしい湖・・・。

公式サイトによるコースレイアウトは、スイム2km、バイク47km、ラン8.5kmと通常Xterraより競技距離が長くサザンアルプス麓を貫くワンウェイが特徴です。 日本からの参加は私1人、誰かに勧められたわけでもなくニュージーランドのトレイルを走りたい思いだけで準備しこの地へやって来ました。レース前日にはFinish地点のアロータウンに設けられた会場でXterra Motatapuレジストレーションを済ませました。


 

レジストレーション時には、予め街のバイクショップで車検と必須装備チェックを済ませ「検定済」ステッカーをフレームに貼り、その画像をスマホで提示しないと出走できないルールです。

【必須装備: 競技中@〜E携行義務付け】
@ベースシャツ: ウールなどの速乾性生地のテクニカルTシャツ

A長袖トップ: ウールやポリプロピレンなど速乾性の暖かい生地
Bジャケット: 10,000mm縫い目防水
C暖かい帽子: フード無しジャケットの場合必須
Dファーストエイドキット:包帯、絆創膏、テープ、ガーゼ、笛、サバイバルブランケット
Eツールキット:予備チューブ2本、空気入れポンプ、マルチツール、タイヤレバー、パッチキット、チェーンブレーカー

レース日早朝、ワナカ湖〜アロータウンへのワンウェイ47kmMTBコースに必要な装備をT1にスタンバイしてスタートを待ちます。放射冷却で冷え切った湖畔の砂利は氷のように冷たく、スタート前はワクワク感より出来るかどうか不安な気持ちで押しつぶされそうになることがあります。「水温が低いから1周目はウォームアップのつもりで泳ごう…」至近アスリートのつぶやきに少し緊張がほぐれました…。

 

午前8時、夜明け前の吐く息が白い中、Individual & Team 合わせ約210名×スイム2km一斉スタート!冷たい湖から上がりバイクトランジションへ。(Swim-2km: 水温17℃、Time 40分41秒)

Bikeコース前半34kmの登りはSW EPICハードテイル超軽量機材アドバンテージを活かし順位を上げることが出来ましたが標高900m近いピークからの13kmダウンヒル後半で課題に襲われました。サザンアルプス麓の雪解けが流れる渡渉が20箇所ほどあり冷水を被るたび次第にカラダが冷え寒さで筋肉が硬直していく事態に…

美しいワナカ湖からクイーンズタウンの高地まで、ニュージーランドで最も美しい高地を嬉々と駆け抜けるはずが、全身ずぶ濡れに加え向かい風で冷やされT2にやっとの思いでたどり着く始末。今頃になって“必須装備”の意味が理解できても取り返せないロスです。バイクラックを見る限り順位は全体の1/3上位か…?(Bike-47km: 獲得標高1214m、最高標高875m、Time 3時間5分16秒)

トレイルラン序盤は両脚が痙攣して心拍も上げられず走ることができません。防寒対策を怠ったことを内省しながら4kmシングルトラックを登って行くとカラダが少し温まり動くようになってきました。

やっとの思いで戻ってくるとフィニッシュエリアは歓声がいっぱい。解放される場所へ還ってくることができました!(Run-8.5km: 獲得標高339m、最高標高698m、Time 1時間7秒)

総合42位、男子60-64カテゴリー2位(Total time 4時間46分5秒)

レースリザルトはこちら>


 

NZは冷たく、寒くタフだったけれど10月マウイ島におけるチャンピオンシップのスロットを得ることができました。エイジ優勝のNZガイとは再び競いたいものです。


 

Xterraは「勝ち=100」「負け=0」で表現する競技ではなく、時間をかけて準備し非日常を楽しむオフロード遊び。参加選手は皆自分の時間を使って楽しんでます。ニューカレドニアからの若者たちに丸沼Japan大会を勧めたら乗る気になってくれました。是非とも来日してほしいものです。

幾つなってもレース後の達成感は幸せをくれます。自分は何をしていることが幸せかを確かめるため好奇心をかきたてる次のXterraに向けMotatapuは完結です。
応援していただいた皆さん「ありがとうございました!」
カミハギサイクルBikeチューン「ノントラブルでした!」
ジャーマネ「スタート〜ゴールまで配車サポートに感謝!」

 
 

【アンバサダー松葉さんの主な使用機材】
バイク:SPECIALIZED S-WORKS EPIC HT MEN CARBON 29
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS FAST TRAK 2.3
ヘルメット:SPECIALIZED S-WORKS Prevail UTeam
シューズ:SPECIALIZED S-WORKS 6 XC MTB
グローブ:SPECIALIZED XC LITE
携行ツール:EMT Cage Mount MTB Tool

次回は、2019年4月30日ITUクロストライアスロン世界選手権スペインPontevedra、6月29日Xterraスイス Valleede Jouxの模様をレポートする予定です。応援よろしくお願いします。

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